2025/2/21 赤いきつねと緑のたぬき、月経カップ、ギャル、COP、体温、ホクロ
赤いきつねと緑のたぬきが炎上してるらしい。
マルちゃん正麺の漫画のときといい、この会社だけステージの違う炎上を重ねてる感じがして不思議。(皿洗いのあれについては、二人暮らしをするようになってちょっと分かるようにはなったけど)
ともかく概要は上記のnoteに書いてある。
そこで参照されてるSex in Advertisingという文献は、アブストラクトと目次しか読めないんだけど、ビキニギャルとかおっぱいぼよよんとかを想定してそうに見える。
「官能的」という語がかなり広く使われてしまっていると思うが、センシュアルな表現とおっぱいぼよよん、太ももむちむち、お姉さんクネクネ、みたいのはかなりちゃんと区別したほうがいいような気がする。
ここで言われている「恍惚表現」は、センシュアルなものにもエロティックなものにも関わるし、どちらからも区別しうるだろう。
シズル感あふれるうどんのアニメーションはとてつもなくセンシュアルだ。
センシュアルな食い物の表現って、巷のエロ表現と同じくらい仕上がってるし、作り込まれている。
それについて、たとえば動物の権利とか、フードポルノと呼ばれるような視点から批判的に見ることもできる。
それはそれとして。
このCMの場合、そのセンシュアルな食い物を食って恍惚とする(ついでに映画かなんかで泣いている)女性の表現が問題になっている。
正直なにがだめなん?と思うが、泣いている演出は「うどんがうまい」ことを伝えるための必要十分条件ではないかもしれないし、髪の毛を耳にかける演出もまた、そりゃ汁物食うのに髪の毛邪魔に決まってんじゃんとかは置いておいても定型的なドキドキ表現かもしれない。声優さんの声が典型的なかわいらしいアニメ声なのもまずかったのかもしれん。
また、上記のnoteによれば、男性版のCMの表現との比較から、この女性表象への批判が集まっているようだ。たしかに男性版を見ると、もっと気合い入れてやれよとは感じる。全然ホッとしてないし、全然染み渡ってないじゃん。ノンケの男ももっと恍惚とすべきだ。(でも「スッキリ」感を表現したCMはよくあるよね。)
とはいえ……男性の影も気配も視線も(少なくとも画面内には)ない部屋で一人で最高に即席うどんを楽しんでいる女性の表現がそこまで批判されるのっていいことなのだろうか……とは思う。
日本のオンラインを中心とするフェミニズムらしき潮流のなかでは女性の女性による快楽の地位が低すぎるのではないかと思ったりもする。フェミニズムが官能性(性器中心のセクシュアリティを無数の性感帯に開く可能性を持つものでもあるだろう)や快楽を否定するものだと捉えられるのはいいことではない。
このCMの女性は、たしかにちょっとえっちに見える部分はある気がするが、誰かを自覚的、無自覚的に誘っているような表現でもないし、別にいいんじゃないの………というか即席麺のターゲットにはぴったりの訴求なんじゃないの……ですね。
ところでこれってこの件への言及……?
https://scrapbox.io/files/67b8623a9adc3d75d76accd8.png
その他
最近月経カップが開きにくくて、1日目とかによく漏れる。最悪。どうもカップの経年劣化で弾力が落ちるらしい。もう5年くらい使ってるっぽい。それは劣化するなぁ。新調するにしても選択肢が当時より増えていそうなので難しい。
最近、かつて安い美容院にかかげてあった平成ギャル(巻き髪、逆毛、みたいな)の看板を見ない。寂しい。
昨日はこないだ買った人民新聞を読んだ。COPに参加した活動家のインタビューが面白かった。参加者のなかに石油関連企業の人がめっちゃ多いというがっくりくる話。
アヴァランチフェス vol.11でcontact gonzoの三ヶ尻さんが、体温を上げる実験をしてたけど、私は抜歯について想像したらめちゃくちゃ体温が上がる感じがした。
今日は歯医者行って、仕事して、ホクロ取りに行った。1つ2200円で取ってくれるとこに行ってるんだけど、なかなかしぶといやつはしぶとい。誰も気にしてないことが確実なホクロなんかに躍起になるのは馬鹿らしいって自分でも馬鹿らしいとは思うんだけどね…。
明日は大好きな人に会えるので幸せ。
Twitterでフォローしてる人のプロフィールページへのリンク集を作って、それを見るよにしようかな、と考え中。タイムラインというアーキテクチャに悪さがある気がする。