デザインポスター制作Tips
はじめに
デザインポスターを作る時の応用できそうな考えTipsまとめる記事
アイデア出しの方向性
主語を変える
人間、動物、もの
時間軸を変える
例えば「冬から春」というテーマの場合、以下の時間軸が考えられる
冬
冬から春への変化
春
春の後
どの時間帯を中心に描くかで雪解けの雪にするのか、桜の蕾にするのかを決める
言葉通りの表現をしてみる
型にはめる→人の子供を大人のワイヤーの模型の中に入れる
出る杭は打たれる→人が地面に埋まっていて、出た頭はスコップで叩かれる
問題が起こらないようにしていることを考える
認知症がテーマの場合、認知症の人は忘れないように付箋を使って物を描く→付箋で消えた記憶を補っている→人の顔を付箋で覆おう
問題が起こったことを問題にしないようにしてみる
ペットボトルゴミが深刻→土に変えるペットボトルにしてみる
新しい解決策の提示
ペットボトルゴミ→捨ててほしい ではなく、綺麗な花瓶としても使えるものを開発
無限に続く系
人間がしている行動を実は人間がされてます的な
人間AがBにしていることを、BはCにしていて...
理由のバリエーションを考えてみる
迷子の場合
現在地がわからないのか
目的地がわからないのか
目的地までの道がわからないのか
目が見えないのか
ライトがないのか
地図がないのか
条件
必要十分
タイトルからポスターを見ても納得するのはもちろん、ポスターだけでも成り立たないといけない
美大レベルだとコンセプトありきだが、それはダメ
説明になってはいけない
究極文章でもいい
気づきにしたい
グロテスク、インパクトだけで終わってはいけない
諸説ある
ただ、インパクトだけで終わるのは写真家とか芸術家とかの気がする
グロテスクだけにたよるのも短絡的
まだ、グロテスクを逆に楽しむ変な世界観を構築したほうがマシ
ビジュアルならではの表現
例えば循環を円矢印で表すなどはグラフィックだとめちゃくちゃシンプルに分かりやすく表現できる
逆にいうと比較に画像をたくさん写すとか、変化の様子をコマ送りで見せるだけだと説明的すぎて面白くない
現実だけに収まっている表現も、正直写真家の仕事の気がする
情報量は少なく
写真のインパクトはポイントにならない
できるだけシンプルなイラストで意味が伝わるほうがまだマシ
参考
風刺画イラスト
面白いと思ったポスターがあった時に、イラストがなんのメタファーかと考えてみる
例)人の上にピカチュウが乗って首輪をつけている→人がコンテンツを見過ぎ
元の考えから、なぜそのイラストに行ったのか、考えてみる
例)人がコンテンツを見過ぎ
見すぎる→通常より見る時間が長い→異常事態→操られているほどに→操られる→リモコン、操り人形、首輪
コンテンツ→コンテンツを見るのはTV、スマホ→コンテンツの中にいるのはアニメ、ドラマ→アニメの中にいるのはキャラクター→ピカチュウ
応用して、出発点を変えてみる
例)恋愛
相手のことを考えすぎる→リモコン
相手→相手が一番現れているのはスマホ→アカウント ... みたいに
JAGDA
多摩美(藝大、武蔵美は美術寄り)
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煮詰まったら
ぼーっと歩く
結局いいアイデアが浮かぶのは登下校とシャワーを浴びている時
人に聞く
こう言っちゃ終わりだが、評価する先生に気に入られる作品を作ればいい
全員の先生に見せて、重視している点などを聞く
メモ
矛盾
絵の中のものは本気で気づいていないが、鑑賞者から見ると馬鹿げているように見せる
納得感
初めはわからないが、少し考えると分かる