2026/02/01 思想
https://file.misskey.design/post/4c8b55eb-8ac8-45db-b8a8-669fd8bbd7a3.JPG
やなことがいっぱいある場所に生きている時に、外の世界にも美しいものや美しいことが、美しい人間関係があるということを描きたくてゴモスとガマスの絵を描いてる
だから気をつけていることがいくつかあるので言いたい!!!
①その美しさや良さは手の届きそうな、お金のかからなさそうな、素朴なところを選ぶ
そうしないと現実世界、現実の生活の祝福として機能しにくい
②華やかなもの、わかりやすく美しいものだけを主題にしない
そうすることで世界の隅々まで美しさがあるということを強調したい
ルッキズムへの反抗
あと普通に私が美しいと思うものがマイナーなんだけど、自分の愛する美しさが一般的に理解されないことへの寂しさがあり、オラ美しいやろがい!!!て胸ぐら掴んで声高らかに言いたい
③遠近感をきつくしない
肉眼で見た時の素朴な感覚に近づけるようにしてる
そうすることで急に心や視点が操作されない、安心感をつくってる
見下ろしが多いのは、子どもの頃のしゃがんで地面を観察してる感覚から来てるかも
④②と③をやることで地味にならないように色の設計をがんばる
がんばっています
この絵に対して「14ひきのねずみ」シリーズを思い出してくれた方がいて、私もごもがまの絵を描くときはこのシリーズがやっぱり念頭にあったのでめちゃ光栄でした
全然畏れ多い
あんな風に自然に対する敬意や情熱を描けたらなーと思うけど知識も力も足りないのでがんばる
この絵で描いてて楽しかったのは実は雪と土の境目のところで、私はその雪の下から出てきた落ち葉や草がくったりして真っ黒になってるところと、雪の白さのコントラストと、そこに幾何学的にスタンプが押されるみたいに靴の跡が残るのがすごく好きで、ああ良いなぁって思っていたので、そこを見てもらえて、描いて良かったなあてなりました
あと雪が降った後の黄色くなった草も好きだし
謎に頑丈でびくともしない、枝みたいな、真っ黒になった何かの茎も好きだし
そゆのが描きたかったんですね…
なんかそれが直接伝わらなくても、良き風景の一部として、良いなって思ってもらえてたらそれだけで本当に嬉しい、私はみなさんにサブリミナルでこの、謎の黒い茎の美しさとか、謎の黄色い草の美しさを脳に刷り込んで、お伝えしています
コンビニに水着の肉体が陳列され続けるこの世、お金のあるなしで苦しくなるこの世、に対する恨みと怒りを言い換えて、祝福になるようラッピングしている
2026/03/25 追記
政治のこと、世界のことで不安になってきたね…………涙
きちんと政治的なことも言える人間でありたい、絵でも言っているように、言葉でも言いたい(口下手なので、あんまし言えなくて、悲しい)
私の絵は政治的な意図がずっとある、自主制作であれご依頼であれ、誰にも気づかれてないかもしれないけど…その意図を汲んでくれてる人がいたらほんとにありがとう
※ここでいってる「政治的」は「社会がもっとこうだったらいいのにって思う気持ち」のこと
今描いてる本が、祈りや祝福として届けられるようにがんばる!