ハニカムランド
ハニカムを用いたテキストデータ構造、あるいは世界観。
マンダランドとの違い
table:t
情報単位 芯 エッジ エッジの接続先への反映
マンダラ 1つ 8つ エッジの内容が芯になる
ヘックス 1つ 6つ エッジの内容がエッジになる(ミラー共有)
ミラー共有について
ヘックスAにヘックスBをつなげると、エッジが共有される
A ← B
その際、Bについては、Aのエッジとは反対側のエッジが使われる
例
https://gyazo.com/efd4194539fa4a4a2b976e13906f0cb0
このとき、右上ヘックスのエッジ5の内容は、左下のエッジ2の内容と同じである
なので右上エッジ5の内容を変えると、左下エッジ2の内容も変わる(逆もしかし)
あるいはツール側で接続元(右上ヘックス)からの更新をガードする、などしてもよいsta.icon
ミラー関係の対応
1 → 6
2 → 5 ★]図はここを示している。エッジ2につなげると、つなぐ先は(エッジ2の反対側の)エッジ5がくる
3 → 4
4 → 3
5 → 2
6 → 1
思想
マンダランドと同様、
一目でおさまる情報単位(ヘックス)を使うことで、情報の読み書きを容易にする
リンクを用いたネットワーク構造にすることで、直感的かつ複雑な拡張にも対応する
少量のテキストデータを扱う
ハニカム自体は長文や画像なども扱えないことはないが、ハニカムランドでは一行くらいの小さなテキストを扱う
小さなテキストの広がりをもって、思考や情報整理を支援したい
芯ではなく辺が共有されることが、良い制約になる
マンダランドではリンク先が芯になっていた。これは直感的にわかりやすいが、芯ベース(テーマベース)の思考を前提としていた
一方、ハニカムランドではリンク先は(ミラー側の)エッジにしかならず、芯は手つかず。テーマベースではなく、より自由に思考できる。しかしエッジとしては共有されていて、目に入るので、良い制約にはなる
最大2辺が共有される、つまり6枠のうち2枠に制約がかかる
https://gyazo.com/7b4042c860641c6b38d7e0fc4ce9aa68
この例だと、ヘックスCを埋めていく際は、すでに辺1(ヘックスBの辺6)と辺3(ヘックスAの辺4)が埋まっている。辺1、辺3の内容を見つつ、残る辺を埋めていくことになる。すでにつくってきた辺1、辺3が、ごく自然に思考の制約として機能するのである
実装
専用のツールを実装した方が良い
表計算でもできないことはない
https://gyazo.com/5e940d6e164fe49b1676d60ec13ee01a
データ構造としては、たとえば次のようになるだろう
データ構造
📦Hex
core: Text
edge1: Edge
edge2: Edge
edge3: Edge
edge4: Edge
edge5: Edge
edge6: Edge
📦Edge
text: Text
inner: Hex
outer: Hex
操作
Extend(hex: Hex, direction: Number)
指定ヘックスの指定方向に、空のヘックスを追加する
ただし追加方向部分のエッジ内容は共有される(ミラー共有)