ツリリング
スライドの次のフォーマットとして考案されたもので、情報をTreeとRingでつなぐ。
サムネイル:
https://gyazo.com/8a58285e2177c0370c68fd50ef1e7561
名前
Tree + Ring = Treering ツリリング
構造の旅
まずはツリーについて:
1: トピックと補足
https://gyazo.com/6c83e76395a2ad527e998f03aeb77c18
トピックは「きりのいい情報単位」を指す。スライドやページと同じような概念
補足は、概念的にはトピックと同じ情報単位だが、トピックから参照される「補足情報」の位置付け
2: ツリー、幹、葉
トピックは topic1 → topic2 → …… のように順につなげていく
これを幹という
補足はトピックからつなげる
そのトピックの補足情報を意味する
幹には含まれない
これを葉という
もう一つ、すでにつながれてる補足につなぐことはできない
https://gyazo.com/7992a1bac08ec89324698b4240cadd0f
幹と葉を含むこのような構造をツリーという
次にリングについて:
3: リング
https://gyazo.com/964af58161a364b62ec23964ac096f7a
幹の支点と終点をつないだものをリングという
リングにすることで「周回」できるようになり、グルグル辿れるようになる
それからリングツリーについて:
4: リングツリーと橋
https://gyazo.com/7854f69833cc2b044de027110bbf8c9b
(もちろん1リング4トピックである必要はない。何トピックでもいい)
リングとリングをつなぐ部分を橋という(青色)
リングを橋でつなぐと、(トピックにおける幹のように)ツリーができる。これをリングツリーという
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リングには「入場橋」と「出場橋」がある
同じリングが担当することもあれば、別のリングのこともある
リングツリーには葉はない
https://gyazo.com/e917fab0bca5f1591b20dc6e3ed25be7
構造
リングツリー
リング
ツリー
トピック
補足
橋
コンセプト
情報単位は従来と同等なのでつくりやすい
トピックと名付けているが、スライドやページと同義
情報単位をどう整理して見せるかが違う
スライドやドキュメントは一次元的に並べるだけだった
ツリリングでは違う。ネットワーク状に繋げる
しかし自由すぎると収拾がつかないため、「木」のモデルを採用する
また、これにより補足情報を逃がすことができる
スライドはここができなかった。小さな文字で無理やり入れ込むか、付録の形で巻末に揃えるか別紙にするしかなく、体験が悪かった
リングをつくっているのもポイント
リングにより「周回」できるようになる。あまり深く考えず辿ることができる。ゲームではダンジョン等でよく使われる世界観
リングをn個つくってツリーにできるのもポイント
既存の概念でたとえるなら「章」や「セクション」に相当する
このリングツリーにより、どのくらいのリングが何個あるかといった全体規模を容易に把握できるし、進捗も把握しやすい
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スペースとエントランスとハブとノード.iconスペースとエントランスとハブとノード