スト6ってグリッジ使っても問題視されないの?
リレイアさんのポストで色々考えたので残しとく
どのゲームもグリッジはダメだと思ってるんだけど
TLに流れてきて、自分と結構真逆の認識で興味があったので言及してみた
特にガイルのしゃがグラ騒動のときに、ガイル使いに嫌疑がかかったり、プロが大会で使わないと表明したりしていた
なのでスト6や格ゲーマーもグリッジ悪用については特に敏感なものだと思っていた
仕様かバグかは修正されるまでわからない
引用で書いた
@mtane0412: ガイルのしゃがグラもプロが嫌疑をかけられたりしていたのでグリッジ悪用は格ゲーにおいても問題視されると思う。 他ゲーと違うのはXPブースト・壁透明化のような明確に悪意が認定できる(仕様かバグかは修正されるまでわからない)ものがあまりなく、影響もデカくない(悪用するにもスキルがいる)ことか
他ゲーを引き合いに出していたので、他ゲーとの状況の違いを考えた
特にこの言及があったので、以下のような思考なのではと推測した
他ゲーではグリッジ悪用はBAN対象である
ところがスト6ではBAN対象になっていない。
スト6はグリッジを使っても問題視されていない
これは単純にバグや仕様の現れ方の問題だと思う
他ゲーでは運営がBANできるようなわかりやすいグリッジ悪用が多い
XPブースト・お金ブーストや壁透明化とか…(あまり詳しくない)
スト6では仕様の微妙な物が多く、ユーザーは仕様かバグかをそもそも判断できない
しゃがグラは完全にぶっ壊れだったらしいが、それでも「仕様なら」という枕が最後までついていた
https://www.youtube.com/watch?v=ttfTozLwTYA
そのため、悪意を明確に認定することは困難なので、グリッジ悪用のBANというものが見られない
回線切りやチートツール使用などはペナルティやBANが行われている
@lireia_reiyou: 例えばその「マリーザのディマカイルス出し切りSAキャンセル」っのをバグなのに乱用してるってのが、格ゲーだとテクニックとして使われるけど、FPSとか他の対戦ゲームだとご法度でBAN対象なんだよね。多分文化の違いなんだろね。 FPSで「バグなのか仕様なのかわからないレベルのテクニックをユーザーが使ってBANされた」という事例があるのであれば確かに文化の違いと言えそう
ないのでは?と思っている。あるなら知りたい部分(詳しくない)
FPSとかのグリッジって小学生が見ても明確にバグ利用だろというものというイメージ
ChatGPT.iconに「バグか仕様かわからないもの」ということを伝えて聞いてみたが出てきたのは結構明確なバグ利用だった
CS:GO/コーチング・バグスキャンダル: CS:GOで“コーチモードの不具合(バグ)”を悪用してコーチが通常なら見えない敵情報を取得していたというスキャンダルがあり、ESIC(eSports Integrity Commission)がこれを不正行為と認定して複数のコーチを停止処分/禁止処分にしました。 このケースでは、単なる“見落とし”や“偶発”ではなく、意図的・継続的な活用が問題視されました。
Dead by Daylight: 利用者報告では、ゲームのバグを繰り返し利用(マップ抜け、透明化、判定バグ等)していたプレイヤーが一時的または恒久的にBANされたという例があります。
Warframe などオンラインゲーム一般でも、バグを利用して不正にリソースを過剰取得したり、進行を有利に進めるために繰り返し利用した者がBANされたという報告があります。
続けて色々聞いたが修正間に合わずに公式が大会で禁止発表したものなどの例が出た
重要なのはどれもバグをexploitしたという表現になっていること
単純な使用ではなく、不正や悪意という要素がある
これはさすがにバグだろうという局面で悪用を疑う空気がスト6にはあった
@daikoku_D: 俺が本気でガイルのバグ使ってると勘違いしてる人はSFLの俺の試合みてくれ。グラップして狩られて負けてるから。言わせんなこんなことやめとけ https://www.youtube.com/watch?v=u-p_c9HWZq8
なのでスト6でもグリッジ悪用は問題視されているという認識
問題視されていなければこのような騒動になっていない
当人とのやりとりは残念なんがらすれ違って終わった。140文字は難しい…。
@mtane0412: @lireia_reiyou グリッジかどうかはユーザーに判断できないし、現実的に例えばしゃがグラは発見後即座に修正されているように、格ゲーにおいてグリッジとされるものは見つかり次第即修正されるので問題になりにくいって感じだと自分は見てました。逆にリレイアさんが問題意識を持つにいたった事象が気になってます。 ここ結局何が使われたんだろう?mtane0412.icon
@mtane0412: @lireia_reiyou すれ違ってるみたい!僕は「グリッジ悪用は格ゲーにおいても問題視される」という立場で、しゃがグラのときのようにプロが表明するくらいのグリッジである可能性が高い仕様を使っている場合は運営が悪意認定してBANするのは難しいがユーザーはプロに対して嫌疑かけるくらいグリッジに敏感と思ってます 多分別の人のやりとりでなんとなく伝わってはいるはず
ザンギのジャンキャンスクリューなんかは、しゃがグラと同じようなテクニックだがこちらは仕様だった
調整で消えたが、あくまでもバランス調整だった
【ジャンプの離陸動作の調整について】
ジャンプの離陸動作で通常投げを回避し、避けた後に地上必殺技を発動することで通常投げに対して反撃するというテクニックができなくなるように調整を行いました。
本作は通常投げに対して大きなリターンを取れる技には補正をかける等の調整を行っていますが、
このテクニックに関しては技ごとの調整が不可能であるため、このような形での対応となります。
こちらは弱体化調整方針にも挙げている、防御行動見直しの一環となっており、
積極的に攻めを仕掛けられるようにするために必要な対応であると判断しています。
ジャンキャンは仕様でしゃがグラはバグであるという判断をユーザーが行うのは困難
面白いのは格ゲーマーの中でもグリッジ悪用は文化ですよみたいな意見を持っている人がいたこと
別にどのゲームでも悪用が問題ないとする人はいるが、それをコミュニティ全体の文化とするのは主語がでかい
他のは概ね同じような意見
このポストを見て色々合わせて以下のような思考なのではと推測
1. ゲームにおけるグリッチかどうかはユーザーが事前に判断可能で運営側も容易に裁定が可能だと考えている
これは実際には困難で、FPSも同様
FPSの場合はゲーム性を圧倒的に毀損するほどのバグに至りやすい(壁が透明になったり、空を飛べたりすると)
同等のわかりやすい不正はスト6でも対処されている(回線切り)
FPSはユーザーがバグか仕様かを判断できない挙動そのものが少ない?
これも実はあるのだと思っていて、スト6と同じような対応はされているのだろうと考えている
2. BANという処分は規約に基づいて機械的に実行可能である
「グリッジはBAN」という規約がFPSにはありスト6にはないと思っている(多分両方グリッジに相当する行為に対する処分は規定しているはず)
バグ利用の場合処分できる規約はあるだろうし、規約があってもスト6の現状のような運用になるという話をしているが伝わっていなさそう(上記1の思考があるので)
3. FPSではグリッジ悪用をしてBANしたニュースを聞いているがスト6では聞かないので、FPSはグリッジを使用すると即座にBANされるがスト6ではそうではないと思っている
実際にはFPSのBAN裁定も意図性や継続性など色々あるので、同等ケースでBANされているのは実はないのだと思う
もしユーザーの悪意が十分に認定できない状態でBANされまくってるのだとしたら、それはそれで見つけやすそうだがなかなか見つからない
BANをするにあたっての運営側の視点を得ていないと考えるのが難しい問題なのか
自分がサービス提供者で特定の実装が引き起こした問題に対してどう処理すべきか、どう判断するか