イシューからはじめよ
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イシューからはじめる、という考え方を持つことで生産性が向上する、というのが本書のテーマ
本書における生産性とは、「どれだけのインプット(コストといっても良さそう)に対してどれだけのアウトプット(成果)を生み出せたか」ということ
「問題を解く」より、「問題を見極める」
何に答えを出す必要があるか、からはじめる
「解の質を質を上げる」より、「イシューの質を上げる」
「知れば知るほど知恵が湧く」より、「知り過ぎるとバカになる」
「一つ一つを速くやる」より、「やることを削る」
「数字の桁数にこだわる」より、「答えが出せるかにこだわる」
悩むのはやめる、考える
悩む=答えが出ないという前提のもとに考えるフリをすること
考える=答えが出るという前提のもとに建設的に考えを組み立てること
一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。研究テーマなんてごまんとある。ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでいたら、本当に大切なことをやるひまがないうちに一生が終ってしまうんですよ。 ー利根川 進
これはグサッとくる。私はつい好奇心に基づいて探究モードにハマってしまいがちだけど、時間は有限。本当に大切なことにフォーカスするなら好奇心を脇において戦略的なアプローチが必要な場面がたくさんあるということmochi5o.icon
バリューのある仕事とは?
解の質が高く、イシュー度(この問題に答えを出す必要性の高さ)が両方高いもの
犬の道=がむしゃらに大量のイシュー度の低い(つまり重要でない)仕事をこなすことで成長してバリューをあげようとするアプローチは、そのやり方でしか教えることができなくなるのでそういった意味でもよくない
続きまた読み返した時にメモする