3.6.9.22 入力符号反転
mfma,vfma,mwriteの入力オペランドのうち、行列以外のものについて、その入力値の各要素の符号を反転させることができる。
符号反転する際はそのオペランドの先頭に-を付加する。
mfmaの第 1 入力である行列の符号を反転したい場合はmwriteの際に符号を反転して書き込んでおけばよい。
code:例 1
dmfmau $lx $lr0v-$lm0v $ln0v
行列レジスタのデータをA、GRF0のデータをx、LM0のデータをyとして、yの符号を反転した倍精度行列ベクトル積FMA (Ax-y)を行い、LM1に書き込む。
code:例 2
dvadd-$lr0v-$lm0v $ln0v
GRF0のデータをx、LM0のデータをyとして、x,yの符号を反転した倍精度ベクトルFMA (-x-y)を行い、LM1に書き込む。