3.5.8.7L2BM→DRAM単独個別転送命令
指定したグループ番号・L2B番号のL2BMから、指定したグループのDRAMにデータをコピーする。
単位動作は 64 長語である。
スループットはグループ内の場合 16 長語/サイクル、グループ間の場合 8 長語/サイクルである。
すべてのグループについて同じアドレスでグループ内転送を行う場合、3.5.8.12節で述べる並列版を利用し
た方がレイテンシの面で有利である。
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文法
mvp/n<size><tag>$lc<addr_c>@<group_c>.<l2b_c> $d<addr_d>@<group_d>
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効果
uint_t n=size / 64
for i= 0:n
uint_t src_addr=addr_c + 64 *i
uint_t dst_addr=addr_d + 64 *i
LongWord data64 = MEMgroup_cl2b_c.l2bmsrc_addr:src_addr+64
MEMgroup_d.dramdst_addr:dst_addr+64 = data
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エラー
sizeが単位動作 64 の倍数でないとエラーになる。
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例
mvp/n64 $lc0@2.1$d0
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2 番グループ・ 1 番L2BのL2BMから 0 番グループのDRAMに 64 長語をコピーする。