楽しい通勤のための「育成ゲーム×乗換案内」サービス
長く苦痛な通勤時間を少しでも楽しくするためのサービスをドコモハッカソンで開発しました.
サービスの目的
通勤や通学で電車に乗るのが苦痛,という人はたくさんいると思います.
見知らぬ人と密着しながら身動きがとれず無言の時間を過ごさなければいけないのは,もったいないことです.
https://gyazo.com/c7038c424dad49ac1cf2339be241b1b6
一方で通勤・通学で毎日電車を使っていると,「この人いつも電車で見かけるなあ」という経験があると思います.
他にも,隣にいる人が自分の知っている本やマンガを読んでいた,といった事も一度や二度はあるのではないかと思います.
そういう時,その人とコミュニケーションを取ってみたいと思いませんか???
でも,直接いきなり話しかけるのはハードルが高い……
そこで,通勤電車で仲良くなれそうな人と仲良くなるための最初の一歩を提供するサービスを提案します.
通勤電車で友達を作れれば,通勤が楽しいワクワクな時間に大変身!!
……というコンセプトになっております.
育成ゲーム型乗換案内サービス「ツウモン」
https://gyazo.com/d497d8f9fd8717ccd611bfa428460326
平たく言えば「自分の分身のキャラクターが同乗した他のキャラクターと勝手に仲良くなりつつ成長する」育成ゲームになっています.
「さっき僕のキャラクターと仲良くしてくれた人ですよね?」などと,このゲームをきっかけにした会話から見知らぬ人と友達になる第一歩を踏み出してくれることを期待しています.
サービスの流れ
https://gyazo.com/ab682b8cfca225a21fa1a0bfd3edce17
1. 路線検索で使うルートを決める(たくさん人がいる電車の方が大勢と友達になれる)
2. 乗車したらつり革などにスマホをタッチしてログイン
3. 自分のキャラクターが電車内のディスプレイに移動
4. キャラクター同士が勝手に対話システムで会話
5. 電車から降りると,キャラクターが他のキャラクターと仲良くなって成長して帰ってくる
システム
https://gyazo.com/a5944a69918a77b2628cb43f44d0caab
大きく分けて,スマホで乗換案内とキャラ管理を行うWeb部分と他のキャラクターと電車内ディスプレイで会話するUnity部分に分かれています.
スマホを電車内のつり革などにかざすとキャラの情報がUnity側に渡され,ディスプレイに「お出かけ」します.
降車時,仲良くなったキャラクター情報などがスマホ側に送られ,情報が更新されます.
おわりに
ちなみに僕はUnity側のキャラクターのアニメーションを担当しました.
「どの層に売り込むか?」というターゲットを設定し,そのターゲットが抱える問題を解決するようにサービスを提案し,実際に開発するという一連の流れを体験できたことがとても良い経験になりました.