賃貸にNURO光回線工事を引く
NURO光は他の光回線と違い, ビス止め箇所が多くなる場合がある
そのため, 賃貸にNURO光を引こうとすると大家にNG食らうケースが多い
しかし実際には工事担当者に依頼すればビス止め箇所を他の光回線の工事と同じくらいまで減らすことができる
これを大家に上手く伝えられれば, 工事の許可を貰えるはず
見ず知らずの人間の都合で所有物を傷つけられるの, 向こうからすると不安なはず
mizdra.icon真摯に説得すれば不安も払拭されて交渉成功率上がるだろうと思って丁寧な日本語を書いて大家を説得することにした
以下はそのログです
1通目
電話で軽くNURO光を引きたいこと, 及びその工事内容について伝えたところ, ビス止めがどのように行われるか詳細を知りたいと質問されたため, メールで返信した.
NURO光ではエアコンダクト,もしくは電話線などを通している既存の配管があれば,そこから光ケーブルを引き込むよう工事が行われます.先日内見した際に電話線の口があることを確認しており,一応どちらの方法でも引き込めると考えています.どちらの手法で引き込むかはオーナー様のご都合で決めて頂ければと思います.
外壁,及び宅内に設置する機器の詳細や,ビス止めの箇所・大きさにつきましては以下の通りです.写真や公式による説明サイトへのリンクも一緒に載せてありますので,必要に応じてご参照頂ければと思います.
- 開通工事により引留金具,光キャビネット,光コンセントの計3つの機器が設置されます
- 引留金具 (屋外に設置)
- 電柱から引いてきたNTTの光ケーブルを建物外壁に固定するためのフックです
- 2〜4箇所ビス止めすることで固定されます (穴の大きさは3〜4mm程度です)
- 過去に光回線を引いたことのある建物では既に引留金具が設置されていることが多く,その場合は既存の引留金具がそのまま使い回されます
- 過去に光回線が引いたことがある建物であれば従来のまま,そうでなければ新規に2〜4箇所ビス止めの必要があると思われます
- 光キャビネット (屋外に設置)
- 電柱から引いてきた光ケーブルと屋内の光ケーブルを繋ぐ中継装置です
- 横77mm, 縦183mm, 奥行37mmの白色の箱のような形をした装置となってます
- 建物の都合に合わせ,ビス止めする方法【1】,ビス止めせずテープで固定する方法【2】のどちらかの工法を選択できます
- 【1】の場合
- 3箇所ビス止めすることで固定されます (穴の大きさは3〜4mm程度です)
- 【2】の場合
- ビス止めはせず,外壁に両面テープで固定されます
- 万が一に備え,落下防止のための吊り線が付けられます (引留金具と繋がってます)
- 光コンセント (宅内に設置)
- 屋外から引いてきた光ケーブルと宅内の通信機器を繋ぐ差込口です
- 光コンセントには「光アウトレット」「光ローゼット」の2種類の形状があり,建物の構造を見てどちらかが施工されます
- 電話線などを通している配管から光ケーブルを引き込む場合は光アウトレット施工,エアコンダクトから光ケーブルを引き込む場合は光ローゼット施工が選ばれます
2通目
無事OK貰えたので工事時間を連絡.
先日ご相談させて頂いたNURO光の回線工事についてですが,まずは宅内工事の日程が仮決定致しましたのでお伝えします.もしオーナー様の都合が合わないようでしたら,別の日程へと変更できますのでご連絡下さい.屋外工事については宅内工事が完了してからでないと工事日が決められないため,決まり次第またご連絡致します.以下,詳細です.
- 宅内工事
- 日程: 2020/02/17 (月) 13:00〜15:00
- 工事内容
- 光キャビネットの取り付け (外壁に光キャビネットをビス止め,もしくは両面テープで固定します)
- 宅内への光ケーブル引き込み
- 光コンセントの取り付け
- 光コードの配線とONU設置
- 屋外工事
- 日程: 未定 (宅内工事が完了次第確定します)
- 工事内容
- 電柱から光ケーブル引き込み
- 新規もしくは既設の引留金具を使用し,光ケーブルを固定 (外壁に引留金具をビス止めします)
- 光キャビネットにつなげ,光ケーブル同士を接続
外壁にビス止め (あるいは両面テープで固定) されるものは光キャビネット及び引留金具の2つです.光キャビネットは宅内工事で,引留金具は屋外工事で設置されます.そのため,光キャビネットの設置位置をご指定なさる場合は宅内工事への立会が,引留金具の設置位置をご指定なさる場合は屋外工事への立会が必要です.その旨をオーナー様へお伝え頂ければと思います.
またNURO光の運営会社より,オーナー様から工事の承認を改めて頂くようお願いされております.これまでのやりとりから既にオーナー様には工事内容についてご理解頂いていると認識しておりますが,念の為以下の資料に目を通して頂き,改めて工事の承認を頂ければと思います.