書籍を読むのに何故か抵抗感がある
なんか抵抗感があって書籍ほとんど読まない
ここでいう書籍というのは、出版社から製本されて出てくるアレのこと
最後に読んだのが2018年9月頃に読んでいた『プログラミング Rust』で、かれこれ2年くらい書籍を読んでいない
文字を読むのが嫌い、という訳ではなくて、文字は読むのは好きなのだけど、何故か書籍を読むのは抵抗感がある
いわゆる「記事」と呼ばれている100字〜5万字程度の文章ならそれはもう貪るように読んでいる
毎日5〜15記事、多い時では20、30記事くらい読んでいる
正直自分が何故書籍を読みたがらないのかよく分かっていなくて、かれこれ5年くらいなんでだろう、と思っていた
最近まで欲しい知識は殆ど記事を読んだり、実践することで得られてきたので困っていなかった
モヤモヤはしつつも、別に書籍読まなくても何とかなってるし、いいかな…みたいな
とはいえ最近になって書籍読んでいかないとやっていけないかなーという状況になってきた
微妙に気が重くて困っている
まあ素直に諦めて書籍を読めば良いのだけど、モヤモヤを抱えたまま読んでもあんまり頭に入ってこなくて微妙な感じになるのでは、という気がしている
なんとかしてモヤモヤを解消できないか
やり方は色々あると思うけど、まずはモヤモヤの正体を分析するのが良いかなと思ったので、ちょっとそこらへんを整理してみることにした
そもそも記事は何故貪るように読めているのか
これは既に分析できていて、自分からの距離が近くて内容が十分に小さいから
本当に貪るように記事を読んでいるけど、その記事は殆どTwitterから入手している
主にTLに流れてくる記事をひたすら読んでいる
そもそも僕の情報収集戦略として、可能な限り情報は単一のツールに集約するという作戦を取っている
色々なツールに情報が分散すると見に行くのが大変なので、このツールだけ見ておけば、他は見に行かなくても良いです、みたいな環境を作りたかった
そしてそのツールというのがTwitterというわけ
そしてTwitterを本当に日常的に見ている
仕事している時以外はほぼTwitterを見ている
そのため、記事に非常にアクセスしやすい環境が整っている
目と鼻の先に記事がある
タップするだけですぐに読める
物理的な距離が近い
加えて日常的に読んでいるので、記事を読む、という行為に慣れている
心理的な距離も近い
距離の近さ以外の話をすると、内容の大きさも記事を貪るように読むことができている理由の一つなのではないかと考えている
内容が小さいので、短時間で読める
長時間拘束されないし、気軽に読めるということでもある
長時間同じものに拘束されるのはすごく苦手なので、これは本当に良い性質だと思っている
他にも記事は書籍よりも閉じている、というのもありそう
閉じている、というのはその文章を読むにあたって、前提とされる知識が少ない、という意味
書籍とかだと「この章は1〜4章を前提にしています」みたいな記述があって、特定の章から読む、みたいなことがしづらいイメージがある
一方書籍は文章自体が小さいので、前提となる知識も自然と小さくなる
記事を読むにあたってあれこれ参照しにいく頻度が低く、気軽に読める
こうやって書き出してみると、わんこそばを食べるような感覚で読める点が気に入っているのだなあと思った
インスタントに読める
インスタントに読める、というのは段階的に学びやすい、ということでもある
一気に体系的に学ぶのではなく、少しずつ、知見を広げていける
僕はこういう学び方が好き
まとめると、
物理的・心理的に距離が近く、インスタントに読めるため、記事を貪るように読めている
つまり書籍に対するモヤモヤの正体は?
これらの正反対になっていることが原因では?
物理的な距離が遠い
今、書籍は引き出しに無造作にしまっている…
普段視界に入らないし、取り出す時も背表紙見えなくて目的の書籍を取り出しづらい
心理的に距離が遠い
「書籍を読むのに抵抗感がある」というのは心理的な距離の遠さを表している
インスタントに読めない
さっき書いた
書籍とかだと「この章は1〜4章を前提にしています」みたいな記述があって、特定の章から読む、みたいなことがしづらいイメージがある
どう向き合えばよいか
自分のワークフロー (情報収集戦略) に反することをしている、と認識する
認識しておくというのは重要で、それだけ肩の荷が下りるということに繋がる
書籍を読むのに抵抗感があることを悲観せずに済む
インスタントな読み方をする
読みたいところを記事と同じくらいの大きさまで切り出して読む
これで記事を読むのと近い感覚で読めるようになるのでは
けど記事くらいの大きさで切り出し可能な書き方がされてない場合などを考えると、難しいかもしれない
物理的な距離を近くする
本棚を普段過ごしている場所から手の届く位置に置くとか
心理的な距離を近くする
これに対する直接的なアクションプランは無い
そもそもこの記事のテーマ自体が「心理的な距離が遠くて困っている (書籍を読むのに抵抗感がある)」だった
つまり上3つのアクションプランを実施する、というのが間接的なアクションプランかな
他にも良いアイデアあったら教えて下さい