複素共役
数学において、複素数の複素共役、複素共軛(ふくそきょうやく、英: complex conjugate)は、
複素数に対し、その虚部の符号をいれかえたものである。
つまり、i を虚数単位として、複素数 z を a, b を実数として
$ z=a+ib
と表したとき、
$ \overline {z}=a-ib
が z の複素共役である。
複素共役を表すのには上線がよく使われる。
上付きのアスタリスク (z*) なども使われるが、
行列での随伴行列などとの混乱を避けるためにあまり使われない。