固有多項式
K を体(例えば実数全体や複素数全体)とする。K の元を成分とする n 次正方行列を A とする。A の固有多項式とは、
$ p_{A}(t)=\det(tI-A)
で定義される多項式 pA(t) のことである。ここで I は単位行列である。
$ p_A(t) = det(A − tI)
を定義とする場合もあるが、
n が奇数のときに限り符号 −1 がつくだけなので本質的に違いはない。