~性について調べる
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日本語における「~性」という言葉は、一般に名詞に接尾語として付加され、その名詞の持つ特性や性質を表す形容動詞を作る役割を持っています。例えば、「安定」(あんてい)という名詞に「~性」を付けると「安定性」(あんていせい)となり、「安定する性質」を意味します。これは、英語の接尾語 "-ness" や "-ity" に似ており、名詞を形容する形で使われます。
言語学的には、「~性」は派生語形成の一種として分類されます。派生語形成とは、既存の語に接頭語や接尾語を付加することで新たな語を作る過程です。このプロセスは、言語の語彙を豊かにし、特定の概念や性質を簡潔に表現するために役立ちます。
また、「~性」は形容動詞の一種であり、日本語の文法において重要な役割を果たします。形容動詞は形容詞と動詞の中間的な性質を持ち、形容詞よりも抽象的な概念を表すことが多いです。例えば、「可能性」(かのうせい)は「可能である性質」を意味し、より抽象的な概念を表しています。
このように、「~性」を持つ言葉は、日本語において概念や性質を表現するのに非常に便利で、言語学的には派生語形成の一例として重要な位置を占めています。
派生語、派生語形成
「派生語形成」でも意味は通るが、「語形成」のほうが用語として一般的のように見えるmiyamonz.icon
方向、方向性
例
「銃口の方向が合っていないから、そのままでは標的には当たらないだろう」
もしもこれが方向"性"、だったら意味が通らないmiyamonz.icon
「銃口の方向性が合っていないから、そのままでは標的には当たらないだろう」
「あなた企画書は、方向性は良いと思いますが、いくつか足りないところがあります」
これは方向だと、ちょっと違和感がある。
「あなた企画書は、方向は良いと思いますが、いくつか足りないところがあります」
仮に「方向」だったとしても、意味合いとしては、「方向性」を使っているのと同じに読める
銃口、銃には方向がある 銃弾が飛ぶ方向である
企画書は、紙であったりその内容を指す
これには、本来は方向はない
しかし「目指すべきゴール」とか、「持っていきたい結論」とか、「実現したいことのイメージ」などがあり
その対象へ"向かう"さまに対して、向きのようなものとみなしている
企画書それ自体、物理的な存在としては向きは無いが、向きという性質を持っているとみなせる、ということ
生産、生産性
生産するという行為の名詞
生産性は、生産する能力、abilityを指す
依存性、というのは、その物質に依存してしまう、という性質を指すのが一般的
という話をしたいし、これはほとんど正解であると思うmiyamonz.icon
「この薬物は依存性がある」
この単語の修飾対象は、依存という動詞の目的語である
A -依存->Bのとき、依存性とはBのようなものを表す単語
しかし、やや例外もある
「依存性パーソナリティ障害」
これは、ある人間が、他人に対して(病的に)依存をしてしまう障害を指す
これは、修飾対象と、依存という動詞の主体が一致している
A -依存->B
この単語は、Aのほうを修飾する単語である
ただし、これは英語ではdependent personalityである
依存性は、性質
生産性、再現性、機能性
ここらへんは、性能、の側面が強い
生産性は性能
再現性は、性質、性能、どっちとも取れる
機能性
「機能」ではなく「機能性」
functionality
機能は個別の働きをさすが、
機能性だと、機能に対する性能、性質をさす
機能性食品
その食品の(健康などに対する)機能の性質や性能を示す
性能
能力なので、数値などで換算したり、能力の高低で表現したりする
性質
質なので、上記に合わせて、能力の組み合わせや傾向、外部に対する影響などを意味する