ポージングのススメ
例えば可動フィギュアなどを持ってブーンっていう風に遊ぶことを 日本ではブンドドーなんて言うらしいんですけどね
これモーションデザイナーには割と悪くない遊びかもしれません
リアルな動きを追求しようという向きには合わないかもしれませんが ポージングが決まっていることは何つけ大事です
特に日本には良いアクションフィギュアとかが山ほどあるんですよね どうやったらポージングが決まるのか良いアングルとは何か
立体物を実際に手に取ることはいろんなことを教えてくれるのでぜひやってみると良いと思います
例えば こういったフィギュア
おっよくできてますね フィグマのピットですけれども
普通に立たせるだけだとこういう感じになりますがいかにも今一つですよね 同じ立つでもこういう感じにするのはいかがでしょう
シュッとしますよね
フィギュアのタイプによって違いますが例えば シンメトリーつまり左右対称を避ける真正面からも避ける
顎を引く首の角度をまっすぐ垂直にしない 同じく上半身腰足などが直列に並ばないようにする
場合によってはs字にするとか言いますが マフラーの流れが見える角度に
スカート部は硬くていじれなかったけど揺れ物には動きを持たせる 肩は多少怒らせるできる範囲でちょっと上げ
左右の腕は別角度から見せるようにする 軽く曲げシルエットも踏まえる
脇はあまり開きすぎないように 手首は軽く手前に曲げる前腕の延長線上にまっすぐ置かない
重心は左右ぴったりに釣り合わせず少し崩す 足の角度は軽く刃の字にカメラ方向から見て平行に並べず手前と奥に
翼に立体感をもたらす などなど
動きがない立ち状態でさえいろんなことが考えられます ただ最終的には理屈やノウハウではないですね良いと思えるのは何かです
当然動きのあるポージングならもっといろんな考え方があると思います キャラクター名を検索すると高い位置にヒットすることが多い
スマブラのアートワーク 仕上げも含めてよくできていますよね
こういったものももちろんポージングです ポージングの基礎ができていないと大変厳しい
その感覚を養うのはやはり立体物をいじる以上のものはないと思っていますので 皆さん遊んでみてはいかがでしょうか
ご視聴ありがとうございました