c. 共通の目的をもつフィーチャーチーム
#LeSS本
コンポーネントチームでは、チーム間の依存関係が非同期なため調整が困難になる
e.g. コンポーネントチーム A とコンポーネントチーム B の作業が必要なフィーチャー F の作業
1. チーム A は自分たちにとって優先順位が高い F の一部の作業をする
2. チーム B は数スプリント後に作業し、チーム A の作業と統合しようとする
3. チーム B は統合がうまくいかず、チーム A と調整しようとする
4. チーム A は今は他の作業を行っているため、その調整はチーム A にとって中断となる
5. このようなチーム間の状況は「依存関係による面倒な中断」とみなされ調整を困難にする
フィーチャーチームと共有されたコードでは、全ての共通の目的に関連するチームの相互作用が生まれる
e.g. 同じスプリントで異なるアイテムを作業するフィーチャーチーム
1. 共通のコードを変更し、共通または共同で作業する
2. 全ての共通作業と調整は「同じスプリント内で連携し同期」される
3. 調整は共通のインクリメントを目指し働くチームにとって有益であるためフィーチャーチームは一緒に働くことに熱心に取り組む