8.1.1 ガイド:誰がプロダクトオーナーになるべきか?
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a. ステップ 1 :自分たちの開発タイプを知る
プロダクト開発: 外部の顧客または市場向け
内製(プロダクト)開発: 社内の 1 つ以上のグループ向け
プロジェクト開発: 通常は 1 つの外部顧客向け。開発はある種のプロジェクトとして組織され、契約される
b. ステップ 2 :プロダクトオーナーを探す
プロダクト開発の場合
プロダクトマネジメント部門がある場合は「プロダクトマネージャー」がおすすめ
なければ、「プロダクトの主導権を持つビジネス部門の人」がおすすめ
内製(プロダクト)開発の場合
以下の条件を満たす人がおすすめ
システムを利用するグループに所属している
システムがサポートする実業務に密に関係し、深い経験を持つ
(アウトソーシング)プロジェクト開発の場合
システムが多部門で使用される場合は以下を満たす人がおすすめ
実務経験が豊富
主要なユーザー部門に所属している
プロダクトオーナーを担うことに興味がある
政治に精通している志願者
c. ステップ 3 :プロダクトオーナーに権限と責任を与える
例えば以下の事柄について、プロダクトオーナーに最終的な意思決定の権限がなくてはならない(ステークホルダーとは協力する前提)
重大なビジネス上の意思決定
コンテンツの選択と変更
リリース日
優先順位
ビジョン
d. 複数拠点のヒント:チームより顧客に紐づく
プロダクトオーナーがチームよりも顧客やユーザーに物理的に近いことは重要である
チームの内側に集中してしまい、顧客やユーザーへの観点を失わないようにするため