13.1 LeSS での調整と統合
#LeSS本
LeSS での調整と統合に関連する原理・原則
大規模スクラムはスクラム
1 チームのプロダクトグループではチームは自分たちで内部調整を行う
複数チームでは出荷可能なインクリメントをつくる共通の目標を共有しているため、「内部」調整の責任はチーム全体に広がる
ほとんどのチームは他社と調整と統合をする方法には不慣れ
チーム内の調整方法しか知らない
これまでは大きな調整は別の管理グループが行っていた
システム思考とプロダクト全体思考
従来型のサイロ型チームはプロダクト全体に責任を持っていない
プロダクトを出荷するための調整に責任を持っていない
全体で協働しながらシステムについて考えることに責任を持っていない
LeSS にはじめて参加するチームは「プロダクト全体を見る」ことに挑戦することになる
経験的プロセス制御と完璧を目指しての継続的な改善
大規模なグループでは、特に状況に対応できてカスタマイズ可能な調整のテクニックが必要になる
組織とプロダクトのコンテキストが非常に複雑であり変わりやすいため
チームの当事者意識とエンゲージメントを高めていくために、調整のテクニックを規定し洗練していく必要がある
LeSS のルール
code: LeSS のルール
チームどうしの調整はチームに委ねられています。中央集権的な調整ではなく、個別の判断で自由かつ非公式に調整する方が好ましいです。
デイリースクラムはチームごとに行います。