物化
紀元前4世紀に、中国の思想家である荘周 (荘子)が著した『斉物論』は、
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計算機と東洋思想
紀元前4世紀に、中国の思想家である
荘周
(荘子)が著した『斉物論』は、
荘周の夢」のエピソードでよく知られている。
ある日、荘周は蝶になる夢を見た。眠りから覚めた荘周は、
今の自分は蝶が見ている夢に過ぎないのではないかと考える。
そして、蝶と自分の間には、姿は違えども本質的な区別はないとし、
その
主体を超越した転換
のことを「物化」と呼んだ。