救済の論理的構造
仮有から離れた存在論的救済に対し、実社会での導きを与えるのが戒律である。存在論的特異点の形成が世界を二重化するのが、救済の技法の大構造。ここに、二諦構造の比較宗教学的不変性を観ることができる
二諦構造
世俗諦
勝義諦
自己言及的絶対
↓(信・瞑想・対話・詩)
魂─────→世界
↑ ↓
言語化・記述・関係化(症状)
体系の論理的無矛盾は何が実現しているか?
ゲーデルの不完全性定理
ある体系の無矛盾性を他の体系から説明できない
体系に自己言及構造を組み込むと、無矛盾性を指摘できなくなる。