【2-3】ウマとらん利用実験説明
実験概要
被験者を抽出するにあたって、ランダムにサンプリングした20代男性に、自分にとって信頼度が高く、かつ飲食についてよく話をする他者 (家族・友人・職場の人)を5人あげてもらい、確認をとった上で計6人の20代男女(うち男5、女1)を被験者とする。
本メディアを用いて実際に実験を行う前に、被験者にeクチコミメディアに関するアンケートを行い、意識調査を行い、被験者のクチコミへの態度、本実験後の感想と照らし合わせどのような要因が被験者にしたかを分析する。クチコミ投稿期間は2週間を設定し、実験終了後に感想及び自由記述によるアンケートを取り、考察する。
また、アンケートはグーグルフォームで行う。
実験参加者
被験者数 6名
被験者A 24歳男性
被験者B 23歳男性
被験者C 23歳男性
被験者D 22歳男性
被験者E 24歳女性
被験者F 23歳男性
手続き
実験期間に入る前に被験者を集め、被験者各々がscrapboxブラウジングアプリである「ポーター」で本メディアを利用できるようにした。本メディアにはあらかじめ7件のテスト投稿がされており、それを踏まえて被験者に利用する際の説明を実施し、翌日から2週間を実験期間とした。
また、実験前後のアンケート調査における目的は以下の通りである。
実験前アンケート
目的:本アンケートでは前提的なクチコミメディアの利用頻度、被験者が普段抱いている従来のクチコミに対する印象や、またクチコミメディアにおけるクチコミとSNSでの紹介に抱く印象の差を調査することでクチコミの促進要因、抑制要因や信頼性を高める要因を導き出す。
形式:選択式
実験後アンケート
目的:本アンケートでは、eクチコミメディア「ウマとらん」を利用した際の印象や感想、本メディアを通してクチコミをすることで被験者のクチコミ態度にどのような影響を与えたのか、またクチコミの促進要因、抑制要因や信頼性を高める要因を調査する。
形式:自由記述
分析方法:テキストマイニング法:本実験の分析において意味を持つ、クチコミの動機や印象、心理状況を表す文字列を抜き出し(表2-表7中の回答欄太字部分)、各要素に分類し、出現頻度を調べた。