2025/05/03(土)※鬼平犯科帳の初代担当編集者はあの、花田さんだった
9時半ごろ起床。晴れ、体温36.4℃。朝のルーティンを済ませて、スーパーに買い物に。
◆『薬膳レシピ12か月:健康でありたいシニア夫婦のために』読了。
NHKのドラマ「しあわせは食べて寝て待て」を見ていて、ゆるい薬膳はやはりいいな、と思っていて、家にある薬膳のレシピを引っ張り出したりしているのだが、図書館で偶然見つけたこの本が読み物としても良さそうだったので、借りてきた。
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月ごとにその時季に整える部位や症状について、代表的な食材を取り上げて、その効能を解説した後、まあまあ普通に手に入る食材で手軽に作れそうなレシピが紹介されている。また、薬膳の考え方についてもおりに触れて解説されているのも良い。
近代の栄養学は、人に必要とされる”物質”を詳細に解明してきた。(中略)その結果、日本人の”体格”は大きくなった。
しかし”体質”に対する配慮が足りなかった。食生活の欧米化が進んで栄養”物質”が充分得られるようになったが、それは日本人にとって過剰なカロリーや脂肪、たんぱく質を摂取する結果となった。(中略)現代栄養学のおかげで”体格”はよくなったが”体質”もよくなったとはいいがたい。
漢方や薬膳では、食事を単なる栄養素の摂取とは考えない。食事を通して自然の食材に含まれる生命力、すなわち大自然の”気”をいただくことも大切だととらえている。
(中略)
”体質”も”体格”もともに大事である。(中略)栄養”物質”だけでなく、食材の”気”もいただこう。せっかく築き上げられてきた栄養学と漢方の知恵、その両方を毎日の食事に役立てたい。
p.p.46-47
科学だけでは計り知れないものがまだまだたくさんあるのだから、食べるものにだってそれはある。先人たちがさまざまな経験に基づいて積み上げてきた知恵を参考にする、というのはありだと思う。
薬膳について、流派的なものがあるようで、比較するとその季節に食べるとよいものにも差があったりするのだけれど、薬品と違って、劇的に反応が出るものはないようなので、いろいろ試してみて、自分に合ったものを取り入れればいいかな?と思う。
ドラマの中でも、すべての効能を信じているわけではない、と司さんも言ってるし。それよりは、今、何を欲しているのかを、きちんと感じ取れるように自分の体を変えていくことが大事かな。なので、ジャンクフードやファストフードは、たまに食べるぐらいにして(体が「食べたい!」と言っても食べることを禁じるほどガチガチに頑なになるのではなくて)いこうと思っている。
買い物の参考にするため、その月に食べるとよいものを、メモログに書き写しておいた。とはいえ、最近は食料品の値上がりが激しいので、それらが必ず買えるかどうかはまた別の話だけれど。
◆ということで?お昼はスーパーで手頃だったかつおのお刺身(5月に食べるとよい)をメインに、茹でて冷凍してあったうすい豆を入れた豆ご飯におみそ汁、青菜のサラダと甘夏。夜はクレソン粥と牛肉と舞茸の炒め物、豆乳ヨーグルトを食べた。クレソン粥のレシピは2人前だったので、半量にして作ったが、それでも余った。最近、レシピ本で「一人前」のものを作っても、たいてい余るのは、1回に食べられる量が減っているのかもしれない。
間食にナッツ類や納豆とかプリンや茶碗蒸し、たまに和菓子を食べる。出来合いのプリンや茶碗蒸しよりは、ご飯を炊いたら小さめのおむすびを作っておくとか、餅やさつまいもを焼くとかにした方がいいのかもしれない。
◇Twitterで、流れてきた画像を見て、「行けばよかった!!」となったのは
日本相撲協会公式@sumokyokai
<日本相撲協会財団法人設立100周年記念感謝の日>
熊ヶ谷親方目線カメラバージョン。
https://pbs.twimg.com/amplify_video_thumb/1918516457752887296/img/aBAs3BAyN3hWGUTx.jpg
retweeted at 21:49:09 削除
◇今日は、朝日新聞阪神支局襲撃事件の日だった。
上丸洋一@jomaruyan
◇そして、池波正太郎の命日。
筑摩書房@chikumashobo
岩波新書編集部
@Iwanami_Shinsho
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ちなみにこの『犯科帳』、2018年10月に「限定復刊」したものです。最近話題になった『ひとり暮しの戦後史』がそうであったように、Web書店での表示が古本メインになってしまうことがあるのですが、弊社に在庫が山ほどあります……。なのでご注文頂ければ必ず届きます。 こんな一連のツイートがあったのか。『犯科帳』はなんとなく中公新書だと思っていたけど、岩波新書だったか。
『鬼平犯科帳』の初代担当編集者はなんと、花田さんだったの!?