「未踏」とは
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この資料の目的:一般名詞「未踏」を名前に含むものがたくさんあって関係がわかりにくいとの意見があるため、1ページで簡潔に説明する。
2000年:未踏ソフトウェア創造事業:経済産業省の外郭団体である情報処理推進機構(IPA)が行った事業。新しいソフトウェアを創造し、作られたソフトの権利が日本版バイドール法によって作者に帰属するのが特徴。略して「未踏事業」と呼ぶ。~2007年。公式ページ 2002年:未踏ユース:未踏ソフトウェア創造事業に年齢制限を設けたもの。未踏ユースの登場に伴い、ユースでない未踏は「未踏本体」「未踏本チャン」と呼ばれるようになった。「未踏事業」に含まれる。~2010年。
2008年:未踏IT人材発掘・育成事業:未踏ソフトウェア創造事業が、より人材発掘と育成にフォーカスする意思を示して名称変更された。これも「未踏事業」と呼ばれる。
2010年を最後に年齢制限のない未踏事業が廃止される。これ以降、かつて未踏ユースと呼ばれていたものが単に「未踏」と呼ばれるようになる。
2014年:一般社団法人未踏:独立行政法人のIPAがやりづらいタイプの事業を行なうために一般社団法人が設立される。IPAとは相互協力協定を結んでいる。「Mitou Foundation」「未踏社団」などと呼ばれる。公式サイト 2016年:未踏ジュニア:一般社団法人未踏が17歳以下を対象として未踏事業のミニチュアバージョンを開始。2018年から応募件数も100件を超える。公式サイト 2017年:未踏アドバンスト:IPAが年齢制限なしの未踏事業を再び開始した。IPAが実施する未踏を冠した事業が二つになり「未踏事業」では曖昧になったため、未踏IT人材発掘・育成事業を明確に区別する時には「未踏IT」と呼ぶようになった。 2018年:未踏ターゲット開始。未踏本体・アドバンスト・ジュニアと合わせて4事業で未踏エコシステムを構成した。 2019-2020年:AIフロンティア: 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)が行なった事業。2019-2020年の採択者は一般社団法人未踏の研究員として雇用された。「未踏研究員」と呼ぶ。公式サイト 解説記事
その他「未踏事業」に関係ある物
九州工業大学「未踏塾」:未踏卒業生の教員による、九州工業大学の学生に未踏的なものへのチャレンジを促すことを目的としたイベント 未踏会議・未踏ナイト:3/10(未踏の日)前後に行われている、経産省・IPA・未踏社団の共催イベント ESP/ESPer:未踏の旧英語表記”Exploratory Software Project”の頭文字を取ったもの。イベント名称などに使われた。 一般社団法人新雪 北海道に活動拠点のある未踏のPMや卒業生が中心となって設立された社団法人 「未踏事業」に関係ないもの
劇団未踏座
未踏召喚://ブラッドサイン
文藝集『未踏』