視点B
https://www.youtube.com/watch?v=9tGCoduQcXY
黄色がメンバーカラーなので「きゅんぱん」と思われる アイが死んだ時のことを振り返る
現在、37歳
かつてB子町に所属していた
抜けてからは就職活動を経て営業職に就いた
アイドル当時の話
付き合っていた彼氏と別れた
18歳の頃に21歳の彼氏だからアウト寄りのセーフだと思っている
中学生グループのメンバーが18歳だから、最低でも結成は3年は経過している
アイとの年齢差はどれくらいなのか
B小町は全体で見ると不仲
原因はアイ
運営から露骨にひいきされていて、おもしろくないと思うメンバーもいる
いじめや陰口はない
アイ自身はほかのメンバーと仲良くしようとしていない
壁を感じる
定型文のようなやりとりで、本心が透けてこない
メイは嫌いではない
適度に距離をとっているから好きでも嫌いでもない
B小町が伸びたのはアイのおかげなのも理解している
B小町は愛をテーマにした曲が多い
運営の意図
アイの背中越しにファンを見るのは怖い
自身の人気との差とか色々
ライブ終了後の帰宅途中にアイと出会う
ファーストフードで持ち帰った夕食
温かいうちに食べたくなった
食べ方はきれいと言えない
汚いイメージが湧かない
天真爛漫や無垢というイメージ
アイは人の名前を覚えられない
メイのことも思い出せないようだった
人ではない猫に話しかけるような気持ちでアイへ自身の心情を話す
愚痴に発展
アイからの質問は独特
わかれたことに対して「好きだったの」と
「苦しいよね? たぶん、そうなんだよね」
自分の中で何かを確認している
自分の中では理解できないから、それを推測しての確認作業
「無敵じゃないよ、私も普通に落ち込むし、今も現在進行形でめちゃ落ち込み機だよ」
アイ自身の内心は吐き出す一面がある
隠そうとはしていない
施設を出るときに母親の親戚が身元引受人を申し出てくれたが、いざ顔を合わせたら断られた
おとといの話
「本当はそんな気負ってやるもんでもないと思うんだけどね。所詮ただのお仕事だし、所詮アイドルだし」
アイドルへの執着はなさそう
愛を知るための作業
アイドルとしてのアイは、自分が理想としている姿
それを目指して演技
本心ではないが演技はできている?
メイの名前を思い出す
ピアノが上手い
作曲をしてみたらどうかと提案してきた
反撃で作詞をしてほしいと提案
ごり押ししたら引き受けてくれた
神妙な態度
演技をしている自分ではない部分を肯定されたからか
後年、仲の良いメンバーとしてメイの名前を出す
まともに会話をしたのはこれっきりだった
それでもアイにとっては仲が良いと思えるくらいのB小町との関係性は薄かったのだろうか
しっかり歌詞を作ってきた
「作詞ノート」
色々な誌が書かれていた
実際に取り組むと真面目な一面
「嘘つきの私」
不穏なタイトルに反して中身は底抜けに明るく、誰かを励ますような歌詞だった。
明るく、楽しく、それはアイにとっての嘘なのだろう。
本当は辛くて、苦しくて。だけど、こんなことを書く自分はやはり嘘つきだ。そういうメッセージが感じ取れた。
あの曲は、B子町のとあるシングルのB面に収録された。特に人気の曲というわけでもなく、誰かが歌い継ぐわけでもない、37歳になった私がこんな夜に口ずさむだけの歌。