クイックインサートキー
Quick Insert 機能は ChromeOS 130(2024年10月) で正式導入された。
以降、131・132 で段階的に以下の拡張が行われている。
ChromeOS 130:初期リリース(Launcher + F で呼び出し/AI 対応一部地域のみ)
ChromeOS 131:Quick Insert キーの物理対応開始(Chromebook Plus シリーズ中心)
ChromeOS 132:AI 文書生成 “Help me write” の日本語対応範囲拡大、単位変換・日付挿入の安定化
日本国内の一般的な Chromebook では、2025年1月以降の安定版アップデートを受けて初めて Quick Insert を利用できるようになった機種が多い。
挿入できる項目
Quick Insert メニューで「リンク」「画像」「ファイル」を挿入する場合は、実際には Google サービスへのハンドオフが行われている。
例:
table:qikey
挿入対象 実際の挙動
Google Drive ファイル drive.google.com/file/... のショートリンクを生成して挿入
絵文字・GIF ChromeOS 標準の絵文字ピッカーを呼び出し、結果をテキストとして挿入
“Help me write” 文脈をクラウド送信し、Gemini API 経由で文生成結果を返す
AI 機能を使う場合は ネットワーク接続が必須。
絵文字や単位変換などのローカル機能はオフラインでも動作する。
Chromebook Plus での専用キー表示
物理的には Launcher キーの刻印
ChromeOS 132 以降で「Quick Insert Key」として認識
押下時、画面下部中央にポップアップ式メニューが開く(Material You デザイン準拠)
Quick Insert 機能を利用しない設定も可能(設定 → キーボード → クイック挿入キー → 無効化)
検索キー + F でも、Launcher キー単体 でも動作する構成になっている。