45510
赤坂アカ書き下ろし小説『45510』|【推しの子】|週刊ヤングジャンプ公式サイト
星野アイ(ほしの あい)
の死から16年後
元B小町メンバーが語り手
けれど、高校生になって、成人になって、少しずつ、チャームポイントだった丸顔が、
足を引っ張り始めた。童顔で売っていた筈が、ずんぐりとしたあか抜けない雰囲気へと
変わっていった。育成失敗。そういった声も何度か聞こえた。
アイドルとしてのアイへ狂信的な思いを持っている
PC横の窓ガラスには、私の顔が映っていた。
誰よりもアイを信奉していた
紛れもない信者の顔であった。
アイドル(YOASOBI)
の原作となる小説