20210423 第2週目が終わった
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私の通う集会の近くの公園での風景。陽がうまく木に隠れてくれました。
授業が始まって第2週が終わりました。今週から本学では対面授業+オンライン授業で実施しています。私は月・水・木・金と授業があり、火曜には非常勤の授業があります。今年の前期も昨年と同じ授業数です。その非常勤の授業は2年目なので、昨年の全く何も蓄積のない状態よりはだいぶ楽になりました。それでも、1つ1つの授業は毎回毎回見直しをし、準備をほぼ1からやり直すので、結局手間暇はあまり変わりないのかもしれません。それに加えて、今年度はコロナ休業もなく、最初からフルスロットルで稼働しているような状態です。さらに、こうしたシステムにまだ慣れていない1年生の授業もあり、やはり昨年と同様の忙しさを感じています。
今日はその1年生の教養Ⅰ(国語)の授業がありました。この授業ではリーディング・ワークショップを実施していて、『ギヴァー』のブッククラブからスタートしています。授業までに読む範囲を指定して読んでこさせ、授業内では自分が疑問に思ったことを抜き出して質問を作らせ、次にそれを元にしてグループで話し合いをさせます。90分間の授業を前半/後半に分けた45分授業なので、学生が「ひたすら読む/話し合いをする」時間をあまり多く確保できません。それでも今日は質問づくりに10分間、グループでの話し合いに10分間を設けて実施しました。私は対面授業での様子を見ていたわけですが、学生は比較的よく話し合いをしていたと思います。しかし、残念ながら指定した範囲を読んでこなかった学生が目立ちました。やはり前日にメールで注意喚起したくらいでは難しかったかなぁ〜。もっと前から注意喚起すべきでしたね。
私自身もそうなのですが、「自分から進んで本を読む」ということはかなり意識化しないとできません。あるいは完全に習慣化していないと難しいです。ましてや読書週間のない学生にとっては、本を自然と読んでくるなどは期待できません。だからこそ、彼らの一部は読書が苦手だし、読むこと/書くことが苦手です。それを打破するには、何が何でも読ませるという強制力を働かせなければなりません。その強制力によって読書することに少しずつ慣れてくれば、進んで読んでくることも期待できるでしょう。しかし、今は無理です。そこで、授業では『ギヴァー』を事前に読んでくることの必要性をガンガンと訴えました。もうこれでもか!と思うくらい。最初はそうする必要がある、と思っています。
また今年も、この苦しい季節がやってきました。読書する習慣を何とか植え付ける、これを目標にしばらく頑張ります。