20200429 オンライン授業2回目
今日は「昭和の日」。うーん,違和感がある。以前はこの日は昭和天皇の誕生日,それ以降は「みどりの日」だった。そちらの方がふさわしいよね。昭和天皇が植物に造詣が深く,愛していたからだったと記憶している。時季的にもこれからみどりの季節を迎えるのだから,ふさわしいと思うけれどなぁ。昭和という時代について覚えるのは四六時中するべきだと思うけれどね。
ということで全国的に休日なのだが,多くの大学では新型コロナウイルスの流行に伴う休校措置の一環として,休日返上で授業を行う場合も多いことだろう。新潟青陵大学・短期大学部も本来この日は授業をすることにしていたが,5月6日まで休校を延長したので,おやすみである。ところが非常勤で出ている新潟大学は授業日なのだ(ちなみに5月の連休も全て授業日である!)。このため,私は家族の白い目を掻い潜りながら,朝から大学に出勤し,午後からの授業に臨んだ。事情はわかるんだけれど,なんとかならないものかなぁ。
とはいえ,オンライン授業の2回目である。今回は学生の前回の授業のふりかえりを紹介することから始めて,前回触れきれなかった部分に触れた。ここまでで結構時間がかかってしまった。およそ半分を使ったかな。おかげで第2回のメインの内容が不十分になってしまった。これは反省すべきだな。メインの内容を十分に扱わないことが続くと,毎回毎回,前週の落穂拾いのようになってしまう。次回は導入を短めに切り上げ,メインの内容をガッチリとやらなければダメだ。
また,その導入とメインの間に5分程度の休憩時間を設けた。池田修先生の助言に従ったのだが,はてさて,これは効果をあげただろうか。さらに,今回から学生にビデオをオンにして参加してもらうことにした。前回はビデオがオフのままで参加させたので,学生の反応が全くわからずに苦労した。今回はある程度は反応を伺いながら授業を進めることができた。しかし,やはり学生の顔を一望できないのは痛いなぁ。そして,その場の雰囲気というのが感じられないのは,やはり不便である。 そして,今回はZoomの機能であるブレイクアウトルームを初めて試してみた。参加学生を小グループに分けて,学生同士で意見交流をさせる機能である。2つの授業のメインの内容は学生による演習なのだが,これをブレイクアウトルームにして,学生を分けて取り組ませてみた。3限の授業では,私はその中には入らなかったのだが,4限では1つのグループに入ってみた。なるほど,こんな形でグルーワークができるのか,という手応えを得た。そして,どうやら私は途中で出入りができるようだ。これなら,長い時間のグループワークに取り組ませても,私が適宜グループの中に出入りし,状況を確認することができそうだ。
1つ1つ,新しいことを試している。今後,うまくいかないことも起きるだろうが,できることもある。学生と同時に,私自身もスキルを獲得していける。もう,こんな状況だからこそ,試せるものは試してみたい。そして,可能性を広げてみたい。今までに踏み入ったことのない道に踏み込んでいく気分だ。悪くない。