20181227:後期を振り返って
まだ後期の真っ最中ではあるが、10月から始まった後期を少し振り返ろう。
後期は今までとは違い、大学の授業を2コマ受け持った。どちらも保育士資格に関係のある講義なので、まあ私にとって全く新たな内容ではない。今まで短大で行ってきた内容を組み替え、それに手直しをし、大学生にも対応できるような授業を行なった。これはこれで、今のところはまあ良いのではないかと思う。しかし、これに伴う私の負担感は甚大なものだった。大学・短大の授業を、いやそもそも1つの授業を、組み立てるというのは大変なことなのだと実感する。おそらくそれはどの校種でもそうなのだろう。要求される内容を踏まえ、目の前の学生(児童・生徒)の現状に合うようにアレンジし、さらにそれを1コマ1コマの生きた授業へと展開する。それがどれだけエネルギーの必要なことか、改めて実感させられた。10月から12月まで3ヶ月間走り続けてきたけれど、少々体調に異変をきたすほどの影響を私自身は受けた。いやぁ、大変なことだった。
今までの短大の授業でも、様々に対応を迫られた。特にライティング・ワークショップの授業を本格的に始動させ、同時に別のコマでリーディング・ワークショップを行ったのが後期だった。これも私の体力を奪うものだった。1コマのワークショップの授業でさえエネルギーを費やすのだから、それが1週間に2回あるのはちょっと想像以上の大変さだった。これは、来年度以降は考え直さなければならないかもしれない。内容をもう少し現実的なものにしていく必要がありそうだ。
ゼミでScraoboxを稼働させたのは大きかったな。もっとも、あまりそれが活用できているとは言えない。とりあえず学生に使わせてみた、と言える程度のものだろう。Scrapboxの活用を前提として、ゼミ活動を再構築していく必要があるだろう。これも今後の大きな課題だ。
学内研修会でiMovieの使い方のさわりを教えてもらったのは良かったな。iMovieの可能性を感じることができた。これを授業で活用できたら面白いことになりそうだ。今年度に取り入れてみようと思ったのだが、自分自身もまだ使い方に慣れておらず、当然学生にも自信を持って教えることができなかった。これも今後の課題だ。
いくつかの課題を見いだすことができたのは収穫だと言えるだろう。しかし、まずは自分の身を休ませることが必要かな。本当に一時期は体の芯が疲れ切った感覚がずっと続いていた。今週になって授業がなくなり、ようやく疲れが少しずつ癒えている。年末年始にもなすべきことはいろいろあるのだけれど、休養も大切なことだ。