Chordioid
日本語で解説しているページが見つからなかったので備忘録として。
直訳すると「コードのようなもの」
既知のコード(和音)の一部分となりうる音のまとまり。
異なる音を付け足すことで様々なコードに変身できる多義的なパーツとして機能する。
同じ Chordioid からなる複数のコード間でなめらかにコード進行させることも可能。
従来のコード理論において既知のコードとみなされるものに限らず,(3度や5度を欠くなどして)それ自体がコードとみなされにくいものまで,様々なものが Choidioid になりうる。
ポリコードやアッパーストラクチャトライアド (UST) と似た概念であるが,ポリコードや UST は主に既知のコードのみから新しいコードを作る概念であり,Chordioid はコードを作るパーツが既知のコードだけとは限らないという点が異なる。
下記の 8-bit Music Theory の解説ではもう少し広範囲の解釈をしており,「Chordioid 自体は既知のコードを名乗るには音が足りないけれども,あえて不足した音を補うことなくそのまま使うことで,様々な異なるコードに共通して含まれうる音の組み合わせであるという Chordioid としての多義性を表現できる」と説いている(たぶん)。
関連資料
Wikipedia
8-bit Music Theory による解説動画
https://youtu.be/cmsqkgppBtc