寂寞
どうしようもない空虚や寂しさに苛まれていた。
人と居れば解決されるものと思い、誰かに近づいては話をした。
その度にその人のことが好きにはなった。
しかし本当の意味で満足することはなかった。
同じ様に感じている人とならば一緒にやっていくことは可能かもしれない。
この空虚を埋められないまま死ぬのかも知れない。
まだ絶望はしていない。疲労は感じるけれど。