キャパシティプランニングとは
キャパシティプランニングとは、情報システムの設計段階において、現状の最大負荷だけでなく将来予測される最大負荷時にもサービスの水準を維持できるような設計を検討すること。システム構築や、改変の時に求められる要件に応じたシステム構成を計画する。それによって、適切なハードウェアを選定し、将来的な負荷の増大、費用面を考慮しながら、最適な投資ができるようになる。
【手順】
キャパシティプランニングの実施は一般に次の手順で行う。
現行システムをモニタリングし現状の処理能力を把握する
将来的に予測される端末の増加、利用者数の増加などを分析する
上記の分析結果からシステム能力の限界時期を予測する
新たなシステム構成で実現すべき性能要件から必要なハードウェア増設を検討する