Rereading Tokyo / 東京を再読する
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「東京を再読する」では、memu earth labの森下有さんと、東京の水辺のリサーチから作品を制作してきたアーティストの齋藤彰英さんとともに、東京で「再読*」を試みる可能性や、わたしたちが生活のなかで探求に取り組むきっかけについて話し合ってきました。
この3日間では、仲町の家を対象に実験的に行った「再読」の試みやプロセスを、ものの対比や映像、トークによって紹介する場をひらきます。 東京という場所で「再読」を実践する可能性は何か。来ていただいたみなさんとともに、考えたいと思います。
主催: 東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
* 本企画は「アートアクセスあだち 音まち千住の縁 拠点形成事業 パイロットプログラム」の一環で実施しています。
2025.02.22[土]~24[月・休] 各日10:00~17:00 会場: 仲町の家 (東京都足立区千住仲町29-1)
In "(Re)reading Tokyo," together with Yu Morishita of memu earth lab and Akihide Saito, an artist who has created works based on his research into Tokyo's waterfronts, we discussed the possibilities of attempting a "rereading" of Tokyo and what can inspire us to engage in exploration in our daily lives.
During these three days, we will provide an opportunity to introduce the experimental "rereading" attempt and process, conducted at the Nakamachi House, through comparison of objects, video footage, and talks. What are the possibilities for practicing "rereading" in a place like Tokyo? We would like to think about this together with all of you who attend.
Organizer: Tokyo Metropolitan Government, Arts Council Tokyo (Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture)
*This project is being carried out as part of the "Art Access Adachi Sound Town Senju Edge Base Formation Project Pilot Program."
2025.02.22. (Sat) ~ 2025.02.24. (Mon), 10:00~17:00
Location: Nakacho House (29-1 Senjunakacho, Adachi City, Tokyo)
アーツカウンシル東京の東京アートポイント計画による報告ノート
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案内文
目の前のものを見つめ、当たり前だと思っていることを問い直しながら、自身との関係性をあらためて読み返す行為を「再読」と呼んでいます。
「当たり前」に捉えている事物に対して足を止め、別の見方で、つぶさに見てみる、あるいは聴いてみること。そのものがもつ可能性をあらためて読みとること。そういった「再読」の時間をもつことによって、わたしたちは暮らしのなかに新たな発見や、探求の種を見つけることができるのではないでしょうか。
「東京を再読する:(Re)reading Tokyo」では、北海道十勝地域の芽武(めむ)の近自然環境を舞台に「再読」の実践を続けるmemu earth labの森下有さんと、東京という都市環境において再読をすることの意味や、その可能性、また普段の生活においても実践が継続する方法について話し合ってきました。
また、東京での「再読」を試みる足がかりとして、水がつくり出す地形や風景を被写体に、撮影・制作に取り組むアーティストの齋藤彰英さんとフィールドワークを行い、再読という観点から見えてくる風景や、作品というアウトプットのありように目を向けてきました。
今回は、足立区千住にある古民家「仲町の家」を対象に「再読」について考える場をひらきます。来ていただいたみなさんと一緒に、仲町の家での「再読」を経験していただきながら、あらためて「東京を再読する」ことについて考えてみたいと思います。
小山冴子・櫻井駿介(Tokyo Art Research Lab)
企画運営:森下有、齋藤彰英、櫻井駿介、小山冴子
デザイン:浦川彰太
主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
Tokyo Art Research Lab(通称:TARL)
当たり前を問い直す、課題を見つける、異なる分野をつなぐ――そうしたアートの特性をいかし、個人が豊かに生きていくためのよりよい関係や仕組み、コミュニティづくりを目指す研究・開発の取り組みです。アーツカウンシル東京が実施する「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。