基調講演の講師が日頃からお世話になっているリナさんだったので、迷わず参加を決めました。
入門者向けの学び直しを題材にしつつも、トップを走るQAエンジニアのプロ意識や真摯さが伝わってくる講演でした。
学生をはじめとした参加者に対してカッコいい背中を見せてくださったと思います。
破壊的なテストに臨んで、「あら捜しをしてやろう」と思うか、「これ絶対動くはずだよね、信じてる!」と思うか。
テストの中身が全く同じでも、周囲に与える影響は180°変わると思います(自分自身は前者なので耳が痛かった)。
憧れちゃうなー。
すえむらさんの軽妙なトークは天性のものっぽいですが、羨ましいを通り越してずるいと感じるほどでした。
配信者になればもっと成功するんじゃないですかね。
すえむらさんは言語化力というか分析力というか、暗黙知を視覚化できるレベルまで落とし込むスキルが抜群に高い。
例えるなら、自転車に乗れるようになるまでの過程を細かく分析して言葉に落とし込んでいる、みたいな感覚です。
こういう資料は、誰かが考えたことをインプットしているだけでは作れないんじゃないかなと思います。あくまで推測ですが。
座学に逃げがちな自分を戒めるいい機会になりました。
・実行委員セッション
QAの認知度?が低いかもしれない的な問題提起を起点としたパネルディスカッションでした。
個人的には、QAやプログラマーを人の単位で分ける意味をあまり感じていないです。
テストもプログラムも、その他の取り組みも結局はスキルだし、みんなが(濃淡はあれど)複数のスキルを持てば、
「キャリアとしてQAを選ぶべきか?ソフトウェアエンジニアを選ぶべきか?」みたいな議論は要らなくなるんじゃないかなと。
どうなんでしょうね。
・その他にも
まおちゃさんをはじめ九州の皆様に久しぶりにオフラインで会えたり、九州の人じゃないけど久しぶりの方に会えたり、
はじめましての方もいたり、知らない言語の話をちょっとだけ伺ったり、とても楽しい1日でした。
素晴らしいシンポジウムを企画してくださり、ありがとうございました。