01_高次素材化フレームワーク
Meta-level materialize flow
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アイデア発想におけるクリエイティブジャンプを全ての人へ開いていくため、私たちは様々なクリエイターとの対話や共創を通じて見聞きしたことを下敷きに創造のフローを高次素材化フレームワークとして整理・図式化している。
フローは下記の4つのフェーズに大別でき、自分の中で各工程を踏むことで深い可能性を孕んだアイデアを生み出すことができる。
外界刺激 | Perception
意識・無意識に関わらず私達は自分の外側の世界から刺激を受け取っている。
同時に、外界からの刺激をときに知覚し、ときに身体が何らかの生理反応を起こしている。
これらを自覚することが高次素材化としての第一歩である。
属人的経験則 | Sense
私達は自身の経験をストックしている。
上記の刺激から想起される経験や感覚は、自身がもつ唯一性のある視点である。
解釈行為 | Construct
2つのフェーズから構成される。
1:想起した物事・感覚を自身の言葉として納得できるよう言語化する。
2:言語化した物事・感覚を分析し唯一性のある要素、普遍性のある要素、などどのような要素を包含しているか自覚し、言葉にする。
言語化の手段は自由である。箇条書きでも、詩でも、自身が得意な手段で構わない。自身の中で構築されている高次素材の輪郭と構造を捉えることが重要である。
再現 | Recreate
解釈行為から生まれた要素を、自身が実装できる手段で実装することを考えるフェーズである。
下記の視点から実装手段を検討し、プロトタイプを通じて検証することが望ましい。
どのような体験をしたら要素を再現できるか?
要素からもたらされる感覚は?
自身が持っている実装手法はどのようなものか?