Kerboeros認証
ネットワーク上でのユーザーやサービスの認証を行うためのプロトコル
チケットは暗号化されたデータであり、通信経路やサービス側にパスワードを晒すことなくアクセス権を証明できる仕組み
このプロトコルは、1980年代にマサチューセッツ工科大学(MIT)で開発され、現在でも広く利用
Kerberosでは、“KDC”と呼ばれるサーバがクライアントとサービス双方の認証・鍵(共通鍵)配布を管理
大きく「認証サーバ (AS)」と「チケット発行サーバ (TGS)」の2つの役割
AS:ユーザ(クライアント)認証を行い、TGT (Ticket Granting Ticket) を発行
TGS:クライアントに与えられたTGTを確認し、実際のサービスにアクセスするためのサービス用チケットを発行