003-2018.04.25
*書くことと、授業のことを考える事への時間のかけ方
前の職場と今の職場で大きく変わったことはなんだろうと、ドライヤーを掛けながらぼんやり考えていた。熟達された作業をしている時の思考を巡らせる時間が好きだ。なにせ熟達されているから、やり方を考えなくても体が覚えてくれている。だから、思考は考えたいことを考えられる自由な時間。これが好きだ。
話を戻すと、異動をして、一番変わったことは、記録を書いて残し積み重ねていくことと、授業のことを考える時間が格段に増えた。以前は、日々の記録と言えばほごしゃにや担任に渡す記録を書くと、ほぼ1日の業務が終わってしまう。まして、保護者に渡すのだから、言葉も場面もかなり選定され、限定されてくる。現在は、保護者、担任へ渡す文章はほんの一部だ。他に、指導記録として良いことも、課題もこちらが思うことが掛ける記録を残す形で日々の記録を書いている。この時間は、実はかなり楽しい。今日あったことを振り返り、あまり制限されない環境で書き起こす。そうすると、どんなことが課題でどんな支援が必要なのか色々考えがぐるぐるする。
もう1つは、授業のことだ。先日も書いたと思うけれども、書類や細々した雑務の量が格段に減った。その減った時間は、たくさんの授業や子どもに関わる打ち合わせの時間や授業の相談の時間に当てている。業務の煩雑化が理由で、話し合ったり、ああだこうだ言い合う大事なことがなくなってきていた。今は、ああでもないこうでもない言う時間がすごくある。もちろん、気疲れすることもあるけれど、こういう顔つき合わせて話をすることってめちゃくちゃ大事なんだと、毎日痛感する。
今年度は自分自身のことはじめ、仕事のこと、身の回りのことについて、逃げずに自分と向き合ってじっくり進んでいこうと思う。