ダイアログ・イン・ザ・ダーク
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Why? なんで行こうと思った?
友達がおすすめしてたから
直島(南寺)での暗闇体験があってダイアログ・イン・ザ・ダークも面白そうと思ったから 不安から安心に変わる。『見えない』から『みえる』
白い棒を渡されて、電気を消された瞬間ほんとに何も見えない。「さあ、いきますよ、ついてきてください」と案内の人が言うのだけれど、見えない。どこに進んだらいいのか分からない。ほんとに進んでも大丈夫?って不安を感じる。
でも、時間が経つにつれ、だんだんと暗闇でいることに慣れてくる。話し声から誰がどこにいるかわかるようになってくる。暗闇の世界の中に何があるのか、動いて、触って感じたくなってくる。
途中で、荷物をみんなに渡したりするんだけど、そのときにはどこからともなく相手の手が暗闇から「みえる」ような気になった。
『見えない』けど、『みえる』ようになってくるのは楽しい。
「私はここにいるよ」
Dialogが始まる前に言っていた「情報発信しないと透明人間になってしまうよ」と案内の人が言っていた。たしかにそうだ。
この世界では、「私はここにいるよ」「○○さんはどこ?」って、常に情報を発信しないと、存在しないと同じことになってしまう。
逆にいうと、誰かの声を聴くとすごく安心する。
「あっ、そこにいるんだ。」「ここに段差があるよ」「私今座ってるからー」「頭気をつけて」「みんなこれ触ってみてー」
大人が子供にかえって、みんなで遠足をしてるみたいな感じで楽しい。
ああ、こんな人だったんだ
暗闇体験をする前に、参加者が輪になって簡単に自己紹介をするんだけど、そのときの印象と、暗闇体験をして出てきた後の印象は全然違うものだった。 たった1時間ほど一緒にいただけなのに、もうずっと前から知り合いだったように感じた。声からイメージを再構成される。暗闇から出来てきた後、ああこんな人だったんだって思い、ちょっと気恥ずかしいような気にもなった。
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時間がゆっくり流れる
人の声って安心する
人は視覚からが8割。今の時代は情報が多すぎる
見えないからこそ、可能性を感じられる