教育依存社会アメリカ
教育依存社会アメリカ――学校改革の大義と現実
デイヴィッド・ラバリー(著) 倉石 一郎(翻訳) 小林 美文(翻訳)
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内容説明
中央政府による教育統制を強化し、学力重視へ舵を切るアメリカ。個人の選択と競争を重視した学校選択運動も、猛威をふるっている。過去の多くの教育改革が、思い願われたようには幾多の社会問題を解決しえなかったにもかかわらず、社会も個人も教育に投資し、期待をやめない「学校シンドローム」の実態、背景とは?注目される研究者の、専門知とウィットに富んだ一冊。
目次
第1章 市民から消費者へ
第2章 アメリカの学校制度の創設
第3章 進歩主義運動による学校制度改変の試み
第4章 改革に対する組織的抵抗
第5章 教室レベルでの改革への抵抗
第6章 社会問題の解決の失敗
第7章 学校での学習の限界
第8章 学校シンドロームと共に生きる