古文の単語って「意味」よりも「用例」が大切な
東京で垣内先生・葛西先生とお話ししたときにも話題になりましたが、古文の単語って「意味」よりも「用例」が大切なんですよ、これは私も全面的に同意するところで、同じ言葉の用例の積み重ねの中に立ち現れてくる核のようなものを「意味」と名付けているにすぎないのです。
このツイート、ここで言われている「意味」ってなんなんだろうと思ったのだが、言語学のオタクに聞くと「辞書や単語帳に載っている個々の用例を抽象化したいくつかの訳語」のことを「意味」と言っているのではないかとのことだった。 https://t.co/UaowrkrqlE だとすると「『意味』よりも『用例』が大切」というのは、「たくさんの用例に触れると、辞書や単語帳に載っている限られた『訳語』ではなく、本来のところの『意味』を読み取る能力が高まる」という話になって、納得だった。