教育学柱合会議
柱が初めて炭治郎の前に集合したときの場面をいろいろな人がパロディしていました。面白かったと思うものを紹介します。
上の記事を参考にして教育学版も作成しました。
煉獄杏寿郎は教科教育学
宇髄天元は教育工学(ICT教育など含む)
不死川実弥は教育社会学
伊黒小芭内は教育心理学
時透無一郎は読書科学
甘露寺蜜璃は学習科学
悲鳴嶼行冥は教育史
胡蝶しのぶは教育哲学
冨岡義勇はEBE(Evidence-Based Education)
教育学部なんだけど、専攻にするのにおすすめの分野ある?ってツイートしただけなのに。
煉獄杏寿郎:やはり教科教育学だろう。まず教え方の前に自分がその教科の分野を徹底して学ぶことが大事だ。
(おすすめ『数学教育学研究ハンドブック』、「開拓社言語・文化選書」、「朝倉国語教育講座」)
「開拓社言語・文化選書」は教科教育学の本じゃないけど、英語の教科教育学でおすすめ知らないからな。とりあえず英語学を勉強しておけばいいかなと。『英語教育学大系』『英語教育21世紀叢書』『英語教育用語辞典 第3版』『新編英語教育指導法事典』あたりは無難におすすめできそうだけど。
宇髄天元:派手なのは教育工学だろう。データ解析、認知研究、ICT教育や情報教育、インストラクショナルデザイン。もう派手だ、派手だ。
(おすすめ「教育工学選書」『教育工学事典』『情報教育事典』
不死川実弥:教育社会学はどうだ。社会学的手法で教育問題を切り込むのはいいぜ。教育格差論もホットだしな。
(おすすめ『教育社会学事典』『教育格差(ちくま新書)』
伊黒小芭内:教育心理学なら間違いないだろう。認知科学や発達心理学も合わせて学習するのがいい。
おすすめ
『新しい教職教育講座 教職教育編④ 教育心理学』
『メタ認知で〈学ぶ力〉を高める』
『教養としての認知科学』
『発達心理学ガイドブック』
時透無一郎:読書科学。雑誌「読書科学」のバックナンバーもウェブで読めるよ(全部読めるようになった!)。
おすすめ
『続・読書と読者』『イン・ザ・ミドル』『デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳』
甘露寺蜜璃:学習科学なんてどうかな!最近は『独学大全』も売れてるし、自己調整学習者を育成するための教育ニーズも高まってるかなって。
おすすめ
『学習科学ガイドブック』『学習科学ハンドブック』『新・動機づけ研究の最前線』『自己調整学習: 理論と実践の新たな展開へ』『職場学習の心理学』
悲鳴嶼行冥:「不易」と「流行」をおさえるには教育史を避けては通れません。
おすすめ
『西洋教育史 新訂版』『教育学の歴史』『日本の教育文化史を学ぶ』『教科教育百年史』『日本庶民教育史』 胡蝶しのぶ:教育哲学はいかがですか。教育思想も奥が深いですよ。
おすすめ
『教育思想事典』
下のブックガイドを参考にしてください。
冨岡義勇:EBE(Evidence-Based Education)
一同:{エビデンスに基づく教育は大切だが、専攻するには敷居が高いのでは} 注.個人の感想です。
おすすめ
ハッチンス『教育の効果』、『PISA調査の解剖』
炭治郎はとりあえず教育学の教科書と事典を買って、通読してから考えることにした。
おすすめ
『しょうせつ教育原論202X』
(ふつうの教科書なら『教育原論』 (新しい教職教育講座 教職教育編 1) )
『新教育学大事典』
沼そうなジャンルを主観的に述べただけなので内容の保証はできない。
その他、候補になった分野
生涯学習論
成人教育
教育方法学
教育実践学
インストラクショナルデザイン
教育行政学
教育経済学
セルフツッコミ
データ分析は教育社会学や教育心理学、読書科学、学習科学などでも当たり前に必要とされるし、そういったデータを重んじる手法を用いた研究とその応用を指してEBEと呼んでいるので、かなり重なる。ジャンルと手法がごった煮になってる。