初期コストvs ランニングコスト
結論、PoCでなければ初期コストが膨らんでも可能な限りランニングコストを減らした方が基本良いと思う。
ただし、これはチームとして問題を解決していく思いがある場合に限る。当たり前のことを言っている気もするが。
チームとして見ていった場合、運用が長引くほどランニングコストの部分が重くなってくるためである。
https://blog.uhy.ooo/entry/2023-02-13/technology-selection/#技術の難易度に向き合う
この話が自分的にはまぁまぁしっくりきている。
Q. 人が次々に入れ替わる状況では学習コストはO(1)と言えないのでは?
IT業界、特にSIer業界では人の入れ替わりが激しい。自分がいた職場でも、そこそこの頻度で人が入れ替わるチームはあった。
自分の場合、基本的な考えやその技術における思想、概念さえ理解していれば、技術的な理解はなんとかなる認識ではいる。
しかし、初期の学習コストが重くて参加できない技術者の方は確かに存在する。そのような方々で運用が成り立っているチームにおいて、上記のような入れ替わり問題があると人が取れず、回らないケースが発生してしまう。
そのため、技術を犠牲にするケースは多くはないにしろ、考慮するべき内容だとは思う。