それぞれのUI
今朝話していて改めて思ったこと。
スマホに適したUIとブラウザに適したUIは全く違うという話。ゲームのUIも違う。
例えば、スマホアプリで特定の項目に対しての削除機能を実装するにしても
チェックリスト形式でチェックさせて削除ボタンでDel
項目ごとにDelボタンがあって押したらDel
画面遷移しない限り、Delしたボタンがもとに戻すボタンとして存在するパターン
削除したら消えるパターン
削除ボタンを押すとモーダルが出て、確認をするとDel
これは結構PC寄りの実装
項目を左右のどちらかにスワイプすると確認が出て、更にスワイプするとDel
iPhone寄りの削除処理
これだけのパターンがある。
スワイプはとてもスマホよりの操作だが、あまりスマホを使っていない人に対しては導線が無いので分かりづらいアプローチとなる。また、大量の項目があるアプリに対してもスワイプで一個ずつ消していくのは大変な作業なので向いていないと思う。
どれが正しくてどれが間違っているではなく、
アプリの方向性や利用者の傾向等、使いやすさを総合的に評価して決めるべき。
ゲームのUIはWebのUIとは少し方向性が違っていて、ゲームの雰囲気にマッチしたUIがより強く求められるイメージがある。UIから世界観の構築が始まっていると考えても良さそう。
モンスターハンターやソウルライクのアクション→HP管理が重要なので見やすい左上にHP表示
FPS系→どちらかというと先に敵を見つけて打ち倒す必要があるので、HPは左下や右下等のサブポジションに設置して、視野を広げている感じがする。また左右にあると、感覚的に両手の位置にあるようなイメージもできる。