そんなにクライマックスは続かない
P35 コマーシャルをずっと見ていると、全てに共通したパターンがあることがわかってくる。コマーシャルの半分は、その題材に関係なく、ある種の「クライマックス」に基づいている。(中略)こういう番組では、内容の一つ一つはマスタリーにとって一見それほど破壊的ではないように見える。しかし、リズムが破壊的なのだ。そこでは毎日毎日が特別な日であり、空想が次から次へと実現し、クライマックスが嫌というほど続く。そこにはプラトーなど存在しない。 mtb_beta.iconインターネットの記事を見ていても同じで、毎日何かが起きているような気がするかもしれないけど、一人一人の話を聞いていたり、一人一人の活動をしっかりに見ていると、つまらない状態の時間が結構長いということがわかったりする。その状態をどうやって楽しむか、というのは大切なのだろうなあ。忍耐というかなんというか。