自分の小さな「箱」から脱出する方法
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身の周りの人間関係はすべて自分が原因で引き起こしている。
それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」である。
「どうして彼は問題ばかり起こすのか?」
「なぜパートナーは勝手なことばかり言いだすのか?」
こうした問題を、私たちは「相手の問題」と考えがちだが、本当の問題は「自分」にある。
読み進めるうちに、家庭や職場での人間関係を深め、十分な成果を出す環境を作る方法を学べる。
世界的ベストセラーであり、日本でも25万人が読んで大反響を巻き起こした名著。
続編は、よりビジネスに特化した『管理しない会社がうまくいくワケ~自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇』として、2017年に刊行されている。
masuyama13.icon この本を読む目的・この本から得たいこと
自分は箱に入っている(視野が狭くなっている)と思うので、脱出する方法を知りたい
人に嫉妬しないようになりたい
器の大きい人間になりたい
masuyama13.icon 感想
自分を裏切らないこと
まずは、「自分を正当化」しているときに気づけるようになりたい
masuyama13.icon 大事だと思ったこと(メモに書いたこと全部大事だと思った)
人間関係のあらゆる問題は「自己欺瞞」から生まれる
自己欺瞞を引き起こす細菌:自分の感情に背くこと、自分を裏切ること
自分を裏切った瞬間、自分を正当化しなければいけなくなる
誰かに対して「箱の外に出たい」と思ったその瞬間、すでに箱から出ている
箱の外に出るとは、相手を物ではなく1人の人間として見ること
「自分が間違っているのかもしれない」と考える
謝る
自分を裏切らず、人としてなすべきことをする
誰かを非難しているとき、原因は自分にある
相手を責めても相手はよくならない
自分も相手もさらに深く箱に入ってしまうだけ
知っておくべきこと
自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく
箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる
自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている
他の人々に抵抗するのをやめたとき、箱の外に出ることができる
知ったことに則して生きること
完璧であろうと思うな。よりよくなろうと思え
すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則を活かせ
他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ
箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の外に留まるようにしろ
自分が箱の中にいることが分かっても、あきらめるな。努力を続けろ
自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。謝ったうえで、更に前に進め。これから先、もっと他の人の役に立つよう努力をしろ
他の人が間違ったことをしているという点に注目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ
他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつけろ
メモ
自己欺瞞
「箱の中に入っている」こと
物事を自分自身の狭い視点からしか見られない
問題がある人は、自分に問題があるとは思っていない(見えていない)
自己欺瞞、「箱」が人間関係の問題を引き起こしている
人間は、相手が自分をどう思っているのかを感じることができる
自分には「特権」がある?
箱の外から見る
相手を自分と同じようにニーズや望みを持った1人の人間として見る
自己欺瞞に冒されている会社ほどその問題が見えなくなっている
同じ行動をするときに、箱の中にいるか、外にいるかで、相手に及ぼす影響が違ってくる
常に箱の外にいるのは難しい
自分への裏切り
1. 自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動
2. いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる
3. 周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目がゆがめられる
4. したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱に入る
5. ときが経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格とみなすようになり、それを持ち歩くようになる
6. 自分が箱の中にいることによって、他の人たちをも箱の中に入れてしまう
7. 箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与えあう
「しない理由」を相手の欠点に結びつける
自己欺瞞を正当化するものの価値を、過大に評価する
自己正当化イメージ
相手からどう見られるか?にしか関心がない
箱の中にいるわたしは、相手を責める
相手が箱に入るようしむける
箱の中に入っていると、 自分が本当に求めているものが見えなくなる
自分を正当化することが第一になってしまう
相手に逆の行動をとらせてしまう
箱の中に入っていると、自分にばかり目が向く
他人の成果を自分の成果より軽く扱う
自分にしか関心がない
相手を箱の中に入れようとする
人の足を引っ張る
自分の外側のものを責めるのは、自分自身が欠点を直しそこなっているという事実を正当化するため
組織の中では、一人が箱に入るとどんどん周りの人が箱に入っていき、互いに欠点を見つけては喜び、互いの成功を妬むようになる
細菌のようなもの
人間関係のあらゆる問題は「自己欺瞞」から生まれる
自己欺瞞を引き起こす細菌:自分の感情に背くこと
誰かに対して「箱の外に出たい」と思ったその瞬間、すでに箱から出ている
箱の外に出るとは、相手を物ではなく1人の人間として見ること
箱の中にいるときに、しても無駄なこと
1. 相手を変えようとすること
2. 相手と全力で張り合うこと
3. その状況から離れること
4. コミュニケーションを取ろうとすること
5. 新しいテクニックを使おうとすること
6. 自分の行動を変えようとすること
箱から出る方法
「自分が間違っているのかもしれない」
謝る
人としてなすべきことをする
誰かを非難しているとき、原因は自分にある
相手を責めても相手はよくならない
自分も相手もさらに深く箱に入ってしまうだけ
知っておくべきこと
自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく
箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる
自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている
他の人々に抵抗するのをやめたとき、箱の外に出ることができる
知ったことに則して生きること
完璧であろうと思うな。よりよくなろうと思え
すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則を活かせ
他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ
箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の外に留まるようにしろ
自分が箱の中にいることが分かっても、あきらめるな。努力を続けろ
自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。謝ったうえで、更に前に進め。これから先、もっと他の人の役に立つよう努力をしろ
他の人が間違ったことをしているという点に注目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ
他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつけろ