不機嫌は罪である
慢性的な不機嫌は自らを蝕むだけでなく、職場全体の生産性を下げ、トラブルやハラスメントの火種になる。SNS時代の新たな不機嫌の形にも言及しながら、自身と周囲を上機嫌にし現代を円滑に生きるワザを伝授する。
masuyama13.icon 大事だと思ったこと
不機嫌を表に出すことで物事がうまくいくことはない
職場に不機嫌な人がいると全体のパフォーマンスが下がる
生産性の高い職場にもっとも大事な要素が「心理的安全性」
不機嫌が許されるのは「子ども」だけ
気分・感情の変化自体が悪いことではない
大事なのは、それを他人に見せないこと
上機嫌は人のためならず
こちらが上機嫌だと周りも上機嫌になっていく
不機嫌をなおす7つの習慣
1. 自分の「普通」は不機嫌に見えると自覚する
2. 情報を遮断して自分の時間を持つ
3. 血流を意識して、こまめにからだをほぐす
4. 「一定の状態」を保つのがプロだと意識する
5. 「まずいな」と思ったら一呼吸入れる
6. ネガティブな感情は、表現物に乗せて洗い流す
7. 人の不機嫌を見て、自分の不機嫌をなおせ
メモ
不機嫌を表に出すことで物事がうまくいくことはない
自分が不機嫌だと生産性が下がる
機嫌とは、人の表情や態度に表れる快・不快の状態
不機嫌は「罪」
不機嫌は自分でコントロールできる
不快であることを伝えても事態は何も解決しない
不機嫌をなおす3ステップ
1. 自分の「不機嫌の芽」を知る
2. からだを上機嫌モードにする
3. こころを取り戻すわざを身につける
徒弟制や家父長制の終焉
現代では不機嫌の罪が以前より重くなっている
口コミ
若い人たちが傷つきやすくなった
ジョークを使う
職場での不機嫌はパワハラ
家庭での不機嫌はモラハラ
職場に不機嫌な人がいれば全体のパフォーマンスが下がる
生産性の高い職場にもっとも大事な要素が「心理的安全性」(2012年Googleの調査研究)
否定されたり攻撃されたりする心配がない職場
上機嫌な職場は、離職率も低くなり、仕事の効率が上がる
チームワークで最大の成果を出すためには、天才であっても上機嫌が求められる
不機嫌が許されるのは「子ども」だけ
気分・感情の変化自体が悪いことではない
大事なのは、それを他人に見せないこと
上機嫌は人のためならず
SNSなどで不機嫌を全世界に撒き散らせる時代
24時間他人の不機嫌にさらされている
不機嫌になることで相手を支配し、上位に立ちたいという欲求
現代の魔女狩り・踏み絵
「自分には正義がある」と思うこと自体が危険
「絶対」と言えることなどない
ルサンチマン
傷ついた心を復讐心に変えてしまうこと
文字に残るものに関しては基本的に不機嫌を露わにしないというルールを決めておく
SNSで正確にモノを伝えるのは、非常にテクニックが要る
伝言ゲーム
文脈なくして意味なし
不機嫌は誰だっていつだってなおせる
不機嫌だと人に言うことを聞かせられる、威厳がある、気を遣わなくてよくてラクだというのは誤解
不機嫌は性格ではなくて「状態」
おだやかな上機嫌を目指す
自己を客観的に見つめ、コントロールできる
他人を気遣い、場の空気を読む余裕がある
からだがしなやかで、オープンな雰囲気がある
こころが内にこもらず、自分を笑い飛ばす器量がある
からだを温める、やわらかくする(余計な力が入っていないか?)、深い呼吸
表情と声の張り
オープンマインド・オープンバディ
上機嫌の第一歩は「ふっきる」こと
イライラの原因は執着
自分のメンタルをととのえておける能力は、ビジネスパーソンにとっても仕事の処理能力以上に大事
自分を常に「一定の状態」に置くという意識
自分の気分や体調は周りの人には関係ない
音楽、映画
不機嫌をなおす7つの習慣
1. 自分の「普通」は不機嫌に見えると自覚する
2. 情報を遮断して自分の時間を持つ
3. 血流を意識して、こまめにからだをほぐす
4. 「一定の状態」を保つのがプロだと意識する
5. 「まずいな」と思ったら一呼吸入れる
6. ネガティブな感情は、表現物に乗せて洗い流す
7. 人の不機嫌を見て、自分の不機嫌をなおせ
自分一人で上機嫌になるのは難しい
仕事はコミュニケーションが9割
相手が不機嫌なときどうするか
流す
こちらが思っているより不機嫌でないことが大半
ビクビクせずにフレンドリーに話しかける
こちらが上機嫌だと周りも上機嫌になっていく
会議で重要なのは「誰かが話すこと」よりも「誰かが話したことに反応を返すこと」