2024-03-29 12:13:04
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(OCR text)
太宰府天満宮
御本殿について
延喜五年(九〇五)、道真公の御墓所
に門弟の味酒安行が廟を建てたことが、
太宰府天満宮の始まりです。延喜十九
年(九一九)に醍醐天皇の勅命を受け
最初の御社殿が造営され、数度に亘っ
兵火で焼失した後、現在の御本殿は
天正十九年(一五九一)に筑前国主小早
川隆景によって造営されました。正面
六本の柱を用いた五間社流造で、堂々
たる檜皮葺の屋根、唐破風造りの向拝、
細部にまで施された美しい装飾など、
安土桃山時代の豪壮華麗な建築様式を、
造営から四三〇年以上経た現代にまで
伝えており、国の重要文化財に指定さ
れています。
現在、令和九年に迎える「菅原道真公
一一二五年太宰府天満宮式年大祭」 記
念事業の一つとして、一二四年ぶりの
大改修を行っています。 令和八年頃の
竣工までの間、道真公の御神霊は仮殿
にお遷りになられています。
みたま