PixelbookでLinux
https://gyazo.com/51d6ff5f30ce86f553b01f3b6f4eda3c
(2018/11/15)
2017発売のPixelbookを買ってみた。Pixelbook2が出ない様子なのでとりあえずこれで我慢するわけである。簡単にLinuxを動かせるという話だったが本当に簡単に動かすことができた。素晴らしい。 手順
1. chrome://flags/#enable-experimental-crostini-uiを開いてCrostiniをEnableにする
2. 設定画面でLinuxをOnにする
これだけでLinuxがインストールされてターミナルが開く。かんたん!
termina というVMと penguin というコンテナが設定されて Terminalアプリが開くということらしい
概要
ChromebookにログインしたときのGoogleのユーザ名(GMailのユーザ名)がLinuxのアカウントになる
増井俊之.icon の場合、GMailアカウントがtmasui@gmail.comなのでアカウントはtmasuiになる
/home/tmasuiがホームディレクトリになる
ユーザ名masuiでsshしたい場合は~/.ssh/configにUser masuiと書いておけば良い
それ以外にユーザ名が問題になることはあまりなさそう
普通になんでもapt-getでインストールできる
$ sudo apt-get install emacs
$ sudo apt-get install thunderbird
X serverがChromeOSのウィンドウサーバと融合してるのだろうか
Androidアプリも使える
Google Playから探してインストール
KindleやSlackはこれで動く
Electronが使える
デフォルトのターミナルではChromebookのIMEが有効 デフォルトはGoogle日本語入力だが、増井俊之.icon はChaimという自前IMEを使っている しかしLinuxアプリ(e.g. gnome-terminal)の中ではChromebookのIMEは効かない
完全にLinux世界なのでLinuxのIMEなどが必要になるのだろう
なのでデフォルトのターミナルを有効活用すればよい
Ctrl-Shift-P で色やフォントその他を設定できる
Ctrl-Shift-N で新しいウィンドウが開く
ChromeOSからはLinux世界の~/以下のファイルが見える
そこにファイルを置くけばChromeから開くことができる
Chromeからfile:///media/fuse/を開くとLinuxのホームディレクトリが見える
すごく長い名前のフォルダ
ブクマしておくと良い
TimeZoneの設定
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
Asia/Tokyoを選ぶ
問題?
LinuxアプリのVLCで音が出ないことがある
Androidアプリ開発はできるだろうか? ターミナルからUSBは見えるかな?
USBは見えない可能性が高そう
nodeがnodejsという名前になる
apt-getで入れようとしたからかも
以下のようにnodebrewを使うと大丈夫だった
バッテリの減りが速すぎるような?
そうでもないかも
デベロッパモードにしないと自前のapkをインストールできないような
ARC Welderを起動して自前apkを選択すると拡張機能アプリとして認識されるような感じ?
ローカルな画像ファイルをGyazoるためにブラウザで開いてもGyazo拡張機能が動かない...
Web server for chromeという拡張機能でローカルサーバを立ち上げるとうまくいった
ログアウトすると日本語入力拡張機能(Chaim)が消える ローカルな拡張機能だからだろうか
ストアにきちんと登録すれば大丈夫だった
LinuxのGyazoアプリが動かない
ImageMagickのimportが動かないため
SlackのAndroidアプリがなんかイマイチ
Chromeで使う方が良いかも
ターミナルでIMEを使うとカーソル位置が変になる
Googleの中の人に聞いても直し方がわからなかった
バグ報告してもらった
展望
現状でもかなり満足
キーボードが心配かもしれないが
Pixel slate注文してみた
乗り換えられるかな?