書籍脳の憂鬱
(2018/8/1)
印刷された紙を綴じたものが書籍であると考えている人が多いようで、紙の書籍を計算機上でシミュレートするものが電子書籍だと思われているようである。しかしいろんな情報を読みやすく整理したものが書籍の存在意義なのだから、紙の書籍の制約を電子書籍でも継承する理由がわからない。書籍脳から脱却すべきである。 たとえばKindleのような電子書籍には以下のような問題点がある。
ページ単位でしか読めない (スクロールできない)
書き込みができない
外部にリンクを貼れない
外部からリンクを貼れない
編集可能なWebページであればこういう問題は存在しないのだが、こういう方向の電子書籍を作ろうという話が全く聞こえてこないのは不思議である。Scrapboxを書籍として使うべきである。